春うららの海を見たくなり、急に思い立って鎌倉・逗子・葉山に出かけました。
最初に訪ねたのは、鎌倉の材木座近くの光明寺、
壮大な山門の先の本堂は工事中でした。
光明寺の塔頭千手院には芭蕉句碑があります。
『春もやや 気しきととのふ 月と梅』
春とはいえ寒の戻りのような風の冷たい日でしたが、山を背にした鎌倉の地は暖かくこの句のようなうららかな春がありました。
光明寺を訪ねたのは裏山からの相模湾の眺め、
かながわの景観50選の一つです。
急な坂道を登った甲斐がある壮大な眺め、
美しい富士山も眺めることができました。
光明寺裏山の坂を下ると小坪隧道があります。
鎌倉駅から逗子駅に向かうバスは狭い隧道をギリギリ抜けて走ります。※逆行方向は別の道
小坪隧道から坂道を下り小坪漁港に出ました。
小さな漁港には新鮮な魚介を食べさせる食堂が数軒あります。
少し迷ったけど地魚クロダイさしみ定食を注文、
これでご飯が美味しいと最高だけど、美味しい刺身を食べさせる漁港食堂のご飯はどこも不味い😤
小坪の町の美味しいパン屋さん、丘の上には高級マンションや披露山の高級住宅地があります。
小坪からバスで逗子駅に出ました。
逗子駅前から海岸回りの葉山行のバスに乗り、
森戸海岸で下車しました。
先ほどいた小坪漁港は大崎公園の岬の向こう、
午後の森戸海岸に人影はありません。
葉山マリーナの右にうみのホテルが見えます。
うみのホテルに泊まるのは3回目、家族でよく来た森戸海岸が近いお気に入りのホテルです。
最上階の大浴場から富士山や相模湾がよく見えるので、客室は割安の山側でも問題なし。
日暮はホテル前の海岸に出て、相模湾の落日と富士山のシルエットを眺めました。
相模湾の夕景を見たあとはホテル1階のラウンジの小上がりのテントの中で夕食です。
葉山ビールを注文して、持ち込んだ葉山旭屋牛肉店の葉山コロッケとメンチカツ、逗子駅で買った大船軒の鯵乃押寿しをいただきました。
翌朝の日の出時、低い雲で富士山は見えません。
少し肌寒いので森戸海岸まで歩くのはよして、ホテル前の海岸の散策だけにしました。
朝食は飲み物、サラダ、スープ、シリアルはビュッフェカウンターからセルフで運び、4種類のメインから一つ選びます。
今回は具のデカイおにぎりセットにしました。
朝食のあとは部屋で一休みして、相模湾の見える大浴場に浸かってのんびり過ごしました。
少し早めにチェックアウトして、バスで逗子駅に向かいます。
逗子駅から向かった先には「太陽がいっぱい」