生田緑地では、春秋のバラ苑、初夏のツツジと紫陽花、そして早春の梅も楽しめます。
日本民家園や岡本太郎美術館のある生田緑地へはあざみ野駅からバス1本で行けます。
途中の川崎国際生田緑地ゴルフ場を眼下に望む展望台から富士山が良く見えました。
岡本太郎美術館は生田緑地西の斜面にあります。
岡本太郎美術館前の階段を下ると奥池に出ます、
美術館のある斜面は昭和46年に川崎ローム崩壊実験の事故があった場所、研究者や報道関係ら15名の尊い犠牲者の慰霊碑があります。
生田緑地の梅園に登る階段はこの慰霊碑横にありますが、倒木で危険なため通行止めだったのでツツジ山に登る坂道の方から登りました。
生田緑地の梅園には約90本のさまざまな品種の梅が植えられており、日本梅の会会長大坪氏が品種同定されてます。まだ1/4は品種同定中です。
梅園の梅の中では紅梅が見ごろでした。
品種一覧で確認するとこれらは「八重寒紅」
その隣りに白梅も咲いてました。
品種一覧で確認すると「常成」のようでした。
秋まで実がなる常成は道明寺天満宮の神木です。
梅園の上にツツジ山の展望台があります。
展望台から東京スカイツリーも見えました。
ツツジ山を下ると芝生の中央広場、ここにも白梅が咲いてました。
中央広場横の「かおりの園」があります。
この季節はほとんど花が咲いてませんが、蝋梅だけが花を咲かせてました。
生田緑地の梅巡りの後は年間パスポートを持ってる日本民家園を訪ねました。
日本民家園のあちこちから小学生の元気な声が聴こえてきます。
囲炉裏の周りでボランティアさんの話を楽しそうに聞いてました。
古民家の庭に建てられた運動会の玉入れの逆向けの篭は「ヨウカゾウ」、2月8日と12月8日にひとつ目小僧などの魔物が家を訪ねるとされ、厄除けのため家の前に篭が高く掲げられます。
節分の豆は囲炉裏の火で炒って用意されます。
山形県の豪雪地帯から移築された旧菅原家で再現された「雪囲い」、合掌造りを巡ります。
お昼は合掌造りの蕎麦屋で食べました。
いつもの温かい山菜蕎麦と日本酒