のぞみは西へ、紅葉の京都は3年ぶり。

紅葉の名所の特別拝観やライトアップが12月第1日曜に終わるので、人出が少し減る週明けに出かけるのがかず坊流😉


今回の京滋の旅は大津で連泊しました。

京都駅から琵琶湖線に乗り山科で途中下車して地下鉄で小野駅に向かいました。


小野には小野小町ゆかりの随心院があります。

最初に訪ねたのは随心院、平日の朝は訪ねる人もまばらでした。 

禅宗の寺院だと厳つい達磨絵ですが、絶世の美女ゆかりの寺の屏風は艶やかな十二単


能舞台の華やかな襖絵「極彩色梅匂小町絵図」

本堂前の庭一面に広がる「大杉苔」と鮮やか紅葉のコントラストに惹かれます。

随心院の紅葉🍁はまさに見ごろ、

静けさの中で紅葉を愛でる贅沢なひと時でした。


本堂裏庭にある随心院納骨堂「小町堂」

墓石を建てず小野小町に見守られる納骨もありかな?三十三回忌のあと永代供養されます。


随心院を彩る紅葉

門前の小野小町歌碑、近くの絵馬には美しくなりたいと願う女性の心がギッシリ詰まってました。

随心院を後にして醍醐寺に向かいました。


旧奈良街道沿に醍醐寺総門があります。

総門から続く桜馬場、左は三宝院


桜馬場を進むと西大門(仁王門)が見えて来ます。

仁王門の先に鮮やかな紅葉並木が続きます。


醍醐寺にある国宝建築、金堂と五重塔

醍醐寺五重塔は天暦5年(951年)に建てられた京都府内最古の木造建築物です。


五重塔の先に進むと日月門、ここから醍醐寺の紅葉の見所が広がります。

弁天堂を包む紅葉は絶景、人が映らずゆっくり撮影できるタイミングがありました。

弁天堂の奥の無量寿苑や鐘楼まわりの紅葉🍁

仁王門を出たあと三宝院も訪ねました。

唐門には鮮やかな菊と五七桐の御紋


三宝院は庭園だけ拝観しました。

表書院から眺める三宝院庭園もいいけど、紅葉はそれほどでもないので遠くから眺めました。

※三宝院の建物に上がるには更に拝観料が必要

醍醐寺の紅葉を巡り山科散策を終えました。

醍醐寺から最寄駅の地下鉄醍醐駅まで歩き、御陵駅で京阪京津線に乗換え大津に向かいました。