今年は遅れ気味だった都心の紅葉🍁もようやく見ごろがやってきたようです。


暖かい晩秋の日差しに誘われて紅葉の皇居と小石川後楽園を訪ねました。



◾️皇居乾門通り

江戸城本丸・二の丸・三の丸のある皇居東御苑は通年公開されてますが、


西の丸は新年や天皇誕生日の一般参賀や乾門通りの桜や紅葉の季節に一般公開されます。


今年秋季の乾通り一般公開は11月25日から12月3日まで、混み合う土日を避けて平日お昼頃に出かけました。


乾門通り一般は皇居前広場側の坂下門から入り北の丸公園側の乾門までの一方通行です。


坂下門に入場するまで、皇居前広場を二重橋近くまでぐるっと歩かされ、厳重な手荷物検査とボディチェックがありました。

坂下門から西の丸に入り、宮内庁舎前を乾門通りに向けて歩きます。


乾門通りに近づくと紅葉が目に入ってきます。

鮮やかな紅葉並木をイメージしてやって来ましたが、見ごろにはまだ早かったようです。


鮮やかな紅葉も何本かありました。

乾門通りの紅葉は期待外れでしたが、普段は歩けない蓮池濠や乾濠の散策を楽しめました。


石垣の上には富士見櫓や富士見多聞が見えます。

この石垣の向こうは本丸、天守台があります。



◾️ 皇居東御苑

乾門を出てすぐ近くの北桔梗門から東御苑に入りました。ここでも手荷物検査があります。

天守台の石垣近くには観光客の姿がありますが、江戸城大奥跡の広場は人も疎らでした。


本丸から汐見坂を下り二の丸へ、

三の丸尚蔵館で若冲を鑑賞した後、二の丸庭園を訪ねた3週間前より秋色は深まってました。

二の丸庭園を後に大手門から皇居を出て、大手町駅から東西線で飯田橋駅に向かいました。


山手線の内側にある紅葉の名所と言えば「六義園」や「小石川後楽園」


昨年、小石川後楽園を訪ねた時は紅葉はようやく色づき始めでした。


◾️ 小石川後楽園

飯田橋駅から歩き西門から園内に入ります。

65歳以上のシニア料金は150円

涵徳亭横の門を過ぎると視界が広がります、

正面に大泉水、その先に東京ドームの白い屋根

「松の雪吊り」の美しい姿が見られます。

小廬山の緑と紅葉の赤のコントラストが美しい


大堰川に架かる渡月橋から見た赤い通天橋

通天橋から眺める渡月橋

通天橋の先にある得仁堂

さらに小径を行くと円月橋があります。

石畳の小径を下ると大泉水の岸に戻ります。


池に映る紅葉が美しい小石川後楽園

茅葺き屋根と紅葉に野趣を感じます。

紅葉巡りで小腹が空いたので園内で売ってた三福団子をほうばりました。

これは胡桃入りみそ味、後に並んだ外人さんはあずき餡掛けを英語で注文してました。


大泉水の奥に唐門がある内庭の静かな佇まい

美しい内庭の池を巡り、東門から夕暮れ近い小石川後楽園を後にしました。


小石川後楽園東門はJR水道橋駅に近く、東京ドームのライブに向かう若者たちで溢れました。


私は水道橋駅から総武線に乗ってこの日最後の訪問地の都内某所に向かいました。