旅の3日目も快晴、霧島温泉の夜明け

霧島温泉のホテルから霧島神宮に向かう車窓から桜島が見えました。


前日朝に大噴煙が上がり鹿児島の街は降灰で大変だったとのこと。


霧島温泉から霧島神宮までバスで15分ほど、

朝の静寂な霧島神宮は人影もまばら。


霧島神宮の御主神は高千穂峰に天下りされた瓊瓊杵尊(ニニギミノミコト)

相殿神は后の木花咲那姫尊など六柱

霧島神宮の本殿、幣殿、拝殿は国宝です。


拝殿前の御神木に不思議な枝があります。

これは何に見えますか?

🇯🇵日本人なら狩衣に烏帽子姿の神職

🇧🇷ブラジル人ならコルコバードのキリスト像?


霧島神宮の展望台から桜島がよく見えます。

霧島神宮の参拝を済ませ、

高千穂峰を望む御池(みいけ)に向かいました。


御池は直径1kmのほぼ円形の火口湖です。

雲一つない青空を背景に御池に映る高千穂峰

絵葉書のような1枚が撮れました。


御池からバスで1時間半ほど走って飫肥へ


飫肥藩伊東家の城下町飫肥は交通不便な土地なので古き良き城下町の佇まいが残ってます。


飫肥藩伊東家の祖は曽我兄弟に討たれた工藤祐経の嫡男伊東祐時(幼名犬房丸)


明治4年に取り壊された飫肥城大手門は昭和53年に樹齢100年の飫肥杉を使って復元されました。

美しい石垣に囲まれた城内を巡ります。


本丸跡は飫肥杉の林、苔の木漏れ日が美しい

大手門を出て武家屋敷通りを散策します。

写真中は小村寿太郎生家、下は旧藩校振徳堂

武家屋敷が並ぶ静かな通り、

澄んだ水の側溝に錦鯉が遊泳してました。


昼食は大手門近くの店で「おび天うどん」を食べました。おび天は鹿児島のつけ揚げに似てます。

飫肥から日南海岸沿いの道を北上します。


日南海岸で1番眺めが良いのが堀切峠の展望台


太平洋の水平線を一望でき、眼下の海岸には鬼の洗濯板が続きます。


この旅の最後の訪問地は青島


青島は隆起侵食台(鬼の洗濯板)に黒潮で運ばれた貝殻の破片が堆積し、亜熱帯植物ビロウが生い茂った島で特別天然記念物に指定されてます。

青島と青島海岸は弥生橋で結ばれ、島内には青島神社が鎮座しています。


青島の手前に県立青島亜熱帯植物園(宮交ボタニックガーデン青島)があります。

南国の花いっぱいの植物園は入場無料、青島神社参拝を早々に切り上げ広い園内を巡りました。

この植物園一の見せ場は約1600本の亜熱帯植物が植えられた大温室


青島植物園はシンガポール植物園と姉妹園提携しており、大温室内にはマーライオン像も。

熱帯果樹園も見どころですが、マンゴーの収穫時期は4月から7月頃でした。


今回の旅の最後の訪問地青島から宮崎ブーゲンビリア空港に向かいました。

高千穂、椎葉、霧島、飫肥、青島を巡った3日間は雲一つない快晴続き、バスガイドさんも晴男・晴女がいっぱいいる団体さんと言ってました。


昨年のセンチメンタルジャニーも10月第4週で快晴続きの旅でした。


毎年、天気が1番安定して晴の日が続く時期なんだと思います。


来年のセンチメンタルジャニーも10月第4週の予定、行き先は名幹事が素晴らしいプランを考えてくれます。