湯河原温泉の帰りは茅ヶ崎駅からJR相模線に乗り換えて沿線をぶらり歩き。

最初に下車したのは茅ヶ崎駅の2駅先の香川駅、この駅に降りたのは2度目です。


香川駅から歩いて7分ほどのところに湘南地ビールで知られる熊澤酒造があります。


交通不便な場所で駐車場も広いので、

ほとんどの人は自家用車で来るようです。

熊澤酒造の敷地内に古い建物を活かしたレストラン、カフェ、ベーカリー、ショップがある湘南の人気スポットです。


MOKICHI TRATTORIAのランチと湘南地ビール、蔵元の酒を楽しみにやって来ました。

11時30分開店ですが、入口前のタブレット受付が始まる11時前に到着していました。


開店までの時間は敷地内を散策

築100年の土蔵はベーカリー&カフェ


ビール醸造工程で出るビール酵母がパン造りに活かされました。

カフェの大きな窓から見える中庭では、地元農家が日替りで出店するMokichi Green Marketをやってました。


創業当時、酒樽や道具の修理製作する工房だった「桶場」と呼ばれる倉庫は、

湘南地域の作家やアーティストの作品やヴィンテージ家具・道具を展示販売するギャラリー&ショップに生まれ替わりました。


午前11時トラットリアMOKICHIが開店、

電話予約客に続いて当時受付番号の順番に案内されました。

築400年の古民家を移築したダイニングレストラン、大きな窓の外は古瓦を積み上げた庭園


パスタランチを注文しランチビールも、

柚子のフレバーの湘南地ビールにしました。

前菜サラダは新鮮な地場野菜たっぷり、

のパンはお代わり自由


蛍いかと菜の花のペパロンチーノ、オリーブオイルには辛子が効いてました。

ここで熊澤酒造の朝絞りを一合グラスで、

デザートは白ゴマのパンナコッタ、桜を練り込んだパウンドケーキ

熊澤酒造の朝しぼりと地ビール、

車で来るとこのお楽しみはありません。

ゆっくりランチして次の目的地に向かいます。


JR相模線香川駅から2駅先の宮山駅で下車、

小さなこの駅が寒川神社の最寄り駅です。

菜の花が咲く目久尻川を渡ると寒川神社です。


最寄りの宮山駅から来ると三の鳥居前です。

寒川駅からの参道には、一の鳥居、二の鳥居と続きますが、距離があるので近道しました。


三ノ鳥居をくぐると桜の先に彫像が見えました。

毎年8月15日に開催される「相模薪能」20回記念に寒川町在住の彫刻家が制作した「石橋」


初詣のような雑踏はありませんが、参拝者が次々と訪れます。

桜並木が続く場所はありませんが、境内のあちこちに桜がありました。


神門には方位を示す干支がついてます。 

戌歳なので神門野西側を探しました。

肉眼ではよく見えないので、スマホ画像を拡大して確認すると、猪と同居でした。

神門をくぐると相模国一ノ宮寒川神社の御本殿

厳かな拝殿で二礼二拝一礼、拝殿内ではたくさんの参拝者がご祈祷を受けていたので、

拍手は小さな音でお詣りしました。


本殿参拝のあと手水舎裏側の馬場に出ました、

毎年9月19日に流鏑馬の神事が行われます。

馬場の奥の瀟洒な門の先は「新獄山神苑」


ここは御神域で、本殿でお祓いを受けた人だけが入苑できます。


造園家舛野俊明さんが手掛けた庭園ですが、
先日ここを訪ねたブロ友さんの美しい写真で鑑賞した気分だけ味わいました。

舛野俊明氏は住職や美大教授も兼ねる多彩な方、昨年9月に新横浜に近い建功寺を訪ねました。

寒川神社参拝の後は相模線を宮山駅から海老名駅まで乗って、海老名駅から相鉄線で新横浜駅に向かいました。


途中の西谷駅で相鉄新横浜線に乗り換え、この路線は今月18日に開業しました。

相鉄線と東急線が乗り入れる新しい新横浜駅。


アクセスが限られていた新横浜駅はぐっと便利になりました。