旧東海道藤沢宿を散策したあと藤沢駅の南側にある茅葺き屋根の古民家を訪ねました。
新林公園には2棟の古民家が移築されてます。
■ 旧福原家長屋門
福原家は、藤沢市内の旧家で峯渡内村の名主でした。
この長屋門は江戸時代後半の建物です。
新林公園には長屋門だけ移築されてます。
↑正面から見た門 ↓裏から見た門
長屋門は名主屋敷の主屋な蔵などと一体で保存されますが、ぽつんと長屋門だけが建ってるのはちょっと寂しさも感じます。
■ 旧小池邸
小池家は藤沢市柄沢の旧家で柄沢村の名主でした。
この建物は天保12年(1841年)に建てられたもの、名主の住宅の各式が感じられます。
二間半の式台と三間続きの座敷
広間と囲炉裏のある板の間
中の間の先に階段があります。
奥座敷には各式高い床の間の設え
土間と裏口
裏庭には井戸がありました。
どちらの古民家もよく手入れされ大事に保存されている印象を持ちました。
古民家を訪ねると保存に尽力されている地元の方が民具をいっぱい飾ってる所があります。
建築好きの訪問者のわがままは、できれば必要以上の品は置かないで欲しいです。
木々の深い緑に囲まれた谷戸、ボードウォークで渡る湿性植物区の奥にはバードウォッチングができる川名大池があります。
新林公園の古民家を訪ねた後、
すぐ近くにある世界的に有名な建築家ゆかりの建物を訪ねました。
さて、この建物はどこでしょうか?
大谷石のマントルピースがありますね。