客室に露天風呂がなくても、宿泊人数に対して貸切風呂が十分あれば、他の泊まり客と顔を会わさずたっぷり温泉が楽しめます
総客室20室の『ふきや』には、源泉かけ流しの貸切露天風呂が3ヶ所もあります。
この他に露天風呂のある大浴場が2ヶ所あり、
大浴場は深夜に男女風呂が入れ替わるので7つの趣の異なるお風呂が楽しめます。
大浴場もタイミング良く行くと、他に客がおらず広いお風呂を一人でゆったり楽しめます
◆ 3階の貸切露天風呂
眺めの良い3階の貸切露天風呂は予約制です。
3階の貸切露天風呂の予約がとれたのは午後3時から40分間だったので、
少し早めに宿に入り客室でチェックインを済ませて直ぐに3階の露天風呂に向かいました。
眺めのよいテラスに楕円形の檜の湯船が置かれた源泉かけ流しの露天風呂は、
開放的でとても気持ちが良いお風呂です。
手前の縦棒が湯船の出入りに掴む手摺です。
脱衣棚にはバスタオル、フェイスタオル、足拭き用ハンドタオルがたくさん用意ざれてます。
部屋からタオルを持参せず、いつでも乾いたタオルが使えるのは温泉旅館のクオリティです。
屋上には貸切露天風呂が2ヶ所あり、空いていれば自由に使うことができます。
◆ 奥の貸切露天風呂
こちらの湯温は42℃、源泉かけ流し。
眺望は3階の露天風呂に引けを取りません。
ライトアップされた屋上庭園や遠く離れた街の灯がいい雰囲気を出してます。
◆ 手前の貸切露天風呂
こちらの湯温は40℃でぬるめで長湯向きです。
こちらの露天風呂は、景色はいいけど両脇に壁があって開放感はややかけます。
この日は梅雨の晴れ間でお天気は良く、
青空のもと山々の緑を眺めてゆったりと温泉につかり、とても贅沢な気持ちなりました。
露天風呂前の屋上庭園は、「炭」という素材を使った角 章(かど あきら)氏の斬新な作品。
『ふきや旅館』はアンティークだけでなく、現代作家のアートを随所に取り入れてます。
他の泊まり客がいないことを確認して、
大浴場も独り占めで楽しみました
◆ 一日目の男湯(チェックイン〜深夜12時)
大浴場の片面は大きなガラス窓になっており、美しい庭を眺めながら湯船につかりました。
大浴場にも露天風呂があり、
岩で組まれた湯船に浸かって眺めるお庭はとても風情がありました。
◆ 二日目の男湯(0時半〜9時半)
こちらの方がやや狭いですが、よく似た感じの明るい大浴場です。
こちらの露天風呂も風情のある岩風呂。
客室の内湯は檜風呂です。
スタンダード客室は温泉ではありません。
貸切露天風呂も大浴場もたっぷり使えたので、
今回は内風呂の出番はありませんでした。
次回はお楽しみの料理編です。