あの226事件で暗殺された渡辺教育総監の娘さん(事件に現場で遭遇)でシスターの和子さんの著書を初めて借りてきて読んだ。
TVで優しい語り口で語るシスターのお教えをと。
凄くよい本ってほどではなかったが、環境の奴隷ではいけないとか、他人を許すこころ等は大いに参考になったかな。
あと、父親の愛情を一生分というあたり、我が母への思いにも通じ、確かにと。
以下抜粋

・咲くということは、仕方がないと諦めるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすること

・他人の出方で幸せになったり不幸せになったりしては、わたしは環境の奴隷でしかない
→どんなところに置かれても、そこで環境の主人となり自分の花を咲かせよう

・自分が期待したほほえみがもらえなかったとき、不愉快になってはいけない。
→ほほえむことができない相手こそ、あなたのそれを本当に必要としている
→自分がされて嬉しいことを、他人にする

・美しく生きるということは、お金と物とは必ずしも一致しない
→震災時買いだめをして我が家だけご飯を食べているとしたら、それは不名誉なこと

・親の価値観が子供の価値観を作る
水道工事の現場をみて親が子に、
A「おじさんたちがこうして働いてくださるおかげで・・・・・」
B「坊や勉強しないとこういうお仕事を・・・・・」

Aの場合:支えあい、労働者への感謝の念
Bの場合:職業に対する偏見、学歴で差別する価値観をうえつけ

・子供は親や教師のいう通りにならないがする通りになる
→子供に何かを伝えるのに言葉はいらない。ただ誠実に努力して生きていくだけでいい

・何かにぶつかったときに反射的に行動し、それから感じ、それから考えるのは順序が逆

・いのちは大切だ。いのちを大切に。そんなこと何千回いわれるより、「あなたが大切だ」誰かにそういってもらえるだけで、生きてゆける
→人は皆、愛情に飢えている。存在を認められるだけで、人はもっと強くなれる

・人生にポッカリ開いた穴からこれまで見えなかったものが見えてくる
→思わぬ不幸や失敗から本当に大切なことに気づくことがある

・待つことで心にゆとりができる

・希望には叶わないものもあるが、大切なのは希望を持ち続けること

・神の存在を感じた時、誰でも心おだやかに過ごすことが許される

・何かを失うことは、別の何かを得ることでもある

・謙虚になることが成熟の証
→人間ひとりひとり異なっている、受け入れ許しあうことが必要

・嘆いてばかりでは悩みは雪だるま式に膨らむばかり

・老いを意識する時、人は柔和で謙虚にならないといけない

・父と過ごした9年、その短い間に一生涯分の愛情を受けた。
→愛情の深さと歳月は比例しない。たとえどんなに短くても本物の愛は心を充分に満たしてくれる

・君は君 我は我也 されど仲よき(武者小路実篤)

・信頼は98% あとの2%は相手が間違った時の許しのために取っておく
→完璧な人間などいない

・フラッシュがたかれるたび(小さな苦しみ)に、笑顔で応じますから、魂をひとつお救いください
(マザーテレサがいう神様とのお約束)