なかなか面白かった。

特にでだしのAKBの商売方法とか、なるほどなと。


額に汗して搾取されてたんじゃはじまらない。

戦略って夢をみることにもつながるし、地道な努力も一方で必要だが、それは戦略がないという状況を自ら招きかねず、働くにしても自営するにしろ常に考えていないといけないと思う。


昔から思っていることだが、投資業って自分がその会社に属するリスクを軽減してくれる。

ファッション業界でいえば、栄枯盛衰が激しいが、その勝ち組勢いのあるところに乗り続けることが投資の場合可能であり、ある種競わせてめぼしいところから利益をもらうといったここでいうプラットフォームビジネスにも通ずるものがあるね。

以下抜粋



・人材をまとめうりするプラットフォームを作る(AKB48方式)
→人材を競争させ、その中から市場の反応や時代のニーズにあったものを選抜

・弁護士事務所等のプロフェッショナルファームは、パートナーとアソシエイトから構成
→提供するサービスはある程度経験をつめば誰でもできる
→パートナーは顧客の獲得、維持

・プラットフォームビジネスとは
他の事業者にビジネスを行うシステム(プラットフォーム)を提供し、その場における取引量が増えると、その場を提供する事業者に利益が落ちるように設計されているビジネス
→関係者は顧客、プレイヤー(運営者)、参加者の3者
AKBならファンが顧客、秋元がプレイヤー。メンバーの所属事務所やレコード会社が参加者
ゲームなら一般ユーザーが顧客、グリー等がプレイヤー、様々なアプリ開発者が参加者

・鉄道会社もプラットフォームビジネスで、鉄道というインフラを軸に利用者の生活に欠かせないサービスを提供
→名鉄は葬祭業のティアと資本関係、まさにゆりかごから墓場まで
→国内ベストは東急電鉄で東急沿線に住んでいることがある種のブランドになっている

・プレゼンテーションにおいて最も重要なことは聴衆が何を求めているか

・商品のコモディティ化が進んでいる今日、商品そのものを選んでいるというよりそれに付随するストーリー性、ブランド性を買っている

・無印商品はそのシンプルさが禅の精神につながる日本的美しさと海外で人気

・東京五輪は千載一遇の日本ブランド再構築の機会
→日本独自のポジショニングは、東西を超えた技術と伝統、発展と環境の調和、融合である

・たいていの学習可能なスキルは高収入につながらない

・給与の差は所属企業が社員に与える資源量(資本装備率)で決まる

・儲けたければ儲ける仕組みに参画

・企業を離れて個人で働くということは零細な個人事業主になるようなもので、労働がコモディティ化し、買い叩かれるリスクが増す

・起業のポイントは自分が属する業界のことを知り尽くし、かつ新しい仕組みについてのアイディアを持つ

・よい戦略をたてるには、どの土俵なら勝てるかを見極め、勝てる土俵を選ぶ

・場を作ることで刺激し合う
ex.他分野の研究者がお互い同じ建物や研究や共同生活をしていたことで、様々な分野のノーベル賞受賞者がひとつの大学に集中した

・エンジェル投資の結果は、絶対やめておいたほうが良いと言われたテーマのリターンが良く、これは堅いのではないかというものに限って、リターンはいまひとつ

・イノベーション、資本主義は少数意見が既存の多数意見を打ち破って、新しい多数意見に変わるプロセスにおいて最も大きな価値が生じる
→合議制、効率性からイノベーションはうまれない

・先端的な知識を個人で完全にアップデートするのは困難であるし、先端的な知識は陳腐化も早く自分で学習するには投資効果が悪い

・イノベーションは新結合
→違う分野の知識や技術の組み合わせから新知識がうまれでる(シュンペーター)

・現代においては、書籍などで学ぶ知識だけではなく「教養としての人脈」も重要性が増している

・北海道の地域差は日本全体の地域さに近い

・部活、属した組織から人は意識していないが、人生を左右される影響を受けている

・札幌で消費財のテストマーケティングが行われていることが多い
→北海道で起きた事象は、日本でこれから起こることの前触れ

・ネットにおける発信者は閲覧数を増やすことを基準に執筆するので、より炎上しやすい極端な発信を行うインセンティブを持つ

・主張が極端であればあるほど、ごく一部の人間を深くはまらせる構造がネットにはある
→まず炎上、それに呼応する読者を集める。どんなに批判されても自説を曲げない筆者は殉教者となる

・裏をとる代わりに逆をとる
→自分の仮説と逆の考え方や事実を探し、それがどの程度信頼できるかという、反証的な視点で確認

・近頃の若者はというような人たちは、自分の頭の古さや、ダメな若者しか集まってこない自分のネットワークに危機感を持ったほうがよい

・インターネットによる情報爆発は、世界をつながるという理想と裏腹に、自分の狭い認識をお互いに再確認しあうという真逆の社会をうむ

・企業が大学に求めているのは、思考力、多様な視点、コミュニケーション能力

・東大の場合努力の投入量と成果があまり比例しない地頭科目が数学と物理
→記憶力科目で多少ライバルに負けていても十分逆転可、現役合格者の得点源
→高速な論理操作や判断推理の力が求められる

・大学での学習意欲は、高校のレベルと無関係に内申点との相関が高い

・センター試験改革により暗記した知識の量ではなく、思考や判断など知識の活用力を問う形式に変える

・入試の測定精度は3回試験をやれば、半分程度の学生の合否が入れ替わってしまう程度でしかない

・資本主義は資源配分の効率を高めることで全体のパイの拡大に最適化されているが、そのプロセスで全員がうまくいくわけではない

・淘汰されている企業は、社会に必要とされているものを、必要とされているコストで提供できていない企業であるから、社会資源を無駄にしているのであり、これを保護することは有害
→保護の対象はあくまで失業者(個人)

・2020年以降は東京都区部ですら人口が減る

・札仙広福で最近やや福岡が抜きん出ている
→大学などの教育機関も集中、高島宗一郎市長の政策にもよる

・京都に近い滋賀は京都のベットタウンとして最近まで人口増加が続いている
→逆に大阪のそれである奈良県は高齢化が深刻

・政治イシューが変わるたびに連立政権の構成メンバーが入れ替わるのは政策のブレでなく政策ごとのバラ販売

・地方政治における政策には限定的な差異しかないし、地方議員の個人レベルでの違いを有権者が認識するのは、ほぼ不可能

・実際の競争は、全く違うルートを開発したり、今まで存在していたルールを変えてしまったりした者が勝利する
→横一列の競争をせず、他とは違うアプローチを模索する

・90年代終わり弱者となったアメリカは競争のルールや戦いの土俵を変えてしまうという方法をとった
→低迷の時代にアメリカは日本には戦略がないということを発見した

・戦術の失敗は戦略で補うことが可能だが、戦略の失敗は戦術で補うことはできない
→優秀な現場が無能な経営陣のカバーをしようとしても、単に現場が疲弊するだけ(戦略論の定石)

・戦略的に長けている企業の多くはオーナー企業

・サラリーマン経営者は、多くの場合意思決定の力量ではなく、環境や時代に恵まれたり社会評価を高めることに成功した人が多いが、作戦指揮と戦略決定は野球とサッカーほど違う
→キャリアパスとしては日本式は不適切

・何事もスキルアップには、多くの問題を解いたり、実戦の場に出たりして、その成否を検証するプロセスを何度も経験することが重要である

・達人は、自分に合わせた独自のトレーニングを行っている
→将棋なら闇雲に対局するより詰め将棋をやる等

・身の回りに起きている出来事等に対して戦略的に勝つ方法を考える習慣をみにつけることが大事