暗い中なのに、よく見て取れました。
私の仲間たちも同じ顔をしていました。
いよいよ、山際が、ぼーっと
わずかに明るくなってくると、ますます緊張が高まり、
カメラを構える人たちがシャッターを切り始め、
スマホ写真家が静かに画面を押し始めました。
南アルプスと中央アルプスあたりなのか、高い山並みが一段と明るさを増したところで、
真っ赤に燃え上がった太陽の
一部が頭を出すと、拍手が起こりました。
私たちも、それにつられて拍手をしてしまい、心の中で「なんで?」なんで拍手したのと疑問が湧いたのもつかの間、
自然に手を合わせている人たちがいて、中には涙さえ流している女性もいました。
少し離れたところに、年配の男性が、若干耳が遠いのか
「生きててよかった‼️」と、
周辺に聞こえる声で、本人はつぶやいたつもりなのでしょう。
しばらく手を合わせて何か祈っておられました。
周りを観察した後、私なりの
祈りをしようと心に決めていて、そらんじていた天照大神の祝詞をゆっくりと唱えていましたら、
仲間たちが私を先頭として集まってきてくれていました。
胸の中に温みを感じ、大天空のエネルギーに包まれ、
幸せを感じ、喜びを感じ、仲間たちに感動し、
これ以上楽しいことなんかあるものじゃないと、
多分私の顔は満面の笑みに包まれていたはずです。
T君が「やっぱり隊長はすごいなぁ。大勢人がいても、
ごく自然体でさっと祝詞が言えて、俺たちもあの声で惹きつけられたよな。」と
言ったのに、反応して、老人げな男性の「生きててよかった!」声が大きいと思った。
自分が少々恥ずかしくなりました。
私は、仲間たちに「私たちは、陰陽の調和によって生かされている。今は、陽の気の極のところにいるので、
自分のマイナス部分を陽の気で改善してくださいと祈ってごらん。」
とアドバイスをしました。
私は祈りの習慣を身に付けておいて良かったと、心の中で万歳をしました。
ご来光を見ながら、合唱している人は、老若男女、そして親に突きしたがってきた子供たちまで数十人の人たちがいました。
何かの宗教に関わっているか、または信者だったかもしれませんが、大自然の予想を超えた造形美に平伏し、人々を感動させました。
そして、私たちも、壮大で、神秘的な暗闇を明かなにかえる神業に触れる幸運を与えられ、
E子さんは失神するのではないかと恐れるほどの感動でしたと、
彼女はご来光には何度も出会っていて、富士登山も日本一の山頂に立つよりも、
そこでのご来光の方に惹かれて今回の富士登山を決断したと言っていました。
ご来光を見ながら、
天照大神の祝詞を聞けて祈りの素晴らしさを改めて胃の腑に
落ちたそうです。
これからは、祈りを楽しめるほど習熟しようと、決心されたそうです。
1番足弱だと自負していた女性は
「お祈りしながら登ったのは初めてで、こんなに楽しく祈れたのも不思議でした。
きっと、ご先祖様のどなたかが、私の背を押してくださったのだと思います。」
と嬉しそうでした。
私が出張する際に利用している宿泊施設のおもだったところはビジネスホテルですが、
比較的ロープライスで温泉♨️の大浴場がある、しかも、朝食が充実しているところを選んでいます。
理由としては、年齢とともに健康のため朝食をしっかりとり、
ランチは普通に夕食は軽めにするように心がけたからです。
このパターンに切り替えてから体重の増減が少なくなり、
朝の目覚めがすっきり朗らかになりました。
夕食中心の食事パターンを長く続けていましたが、
どうしても寝起きのスッキリ感が乏しく、朝から夕方までの体調が一定でなくなってしまいました。
夕食のリクエストに関して疲れているときにはヘビーな食べ物ばかりが多くなっていました。
しかし、朝食重点の食事体制は夕食は必ず軽いものと決めていますから、過食は避けられます。
朝食の充実しているDホテルチェーンは私の理想の生活スタイルとマッチしています。
川崎にあるDホテルは、市の中心よりも、海に近い場所に立地していてこのホテルから海まではあまり高いビルはなく、
東側に消防署の昔で言えば見張り台のようなものがあるだけ
でした。
このホテルの15階に天然温泉の広い大浴場と露天風呂があり、そこから見える日の出は最高のご馳走でした。
2月14日は世間ではバレンタインデーだと言って騒いでいます。
それはそれで楽しいのでしょうが、高山から見るご来光以上とまでは言えませんが、
ホテルの15階の温かい温泉に浸りながらの日の出に出会えたのは85年の人生での初体験
でした。
日の出の時間を調べると6時29分ごろとありました。
その5分前に湯船につかって、太陽のお出ましを待っていました。
だんだんとビル際がポーッと明るさを増してくると、
薄くたな引いていた雲がごく
淡いピンク色に変わり、
次に紫がかった桃色が所々に混じりあったかと、でも次の瞬間オレンジ色に染まり出すと、
丸い太陽の頭の部分がぬっと現れました。
少しずつ丸みが大きくなるに
つれて、日の光がぱーっと差し、
一面が一気にほんの一瞬だけ朱色に染まりました。
日の出です。
ご来光と同じ光なのですが、
都会を照らす日の光は人工的に感じるのは、
大気汚染していると言う引け目があるからなのでしょう。
心地よい温泉に浸りながら、周りには5、6人の入浴客がいて、白人1人、中国人が4〜5人と私しかいません。
祈りを楽しもうと早速
「ご先祖様に感謝」を3回
「ライトブルーの透明に近い球体」を3回
名前、生年月日を3回唱えて、
願い事は
「現在、祈りの力を執筆中ですが、どうか世界中の人々のお役に立てますように。」を3回言ってその後に
顕彰大神通力を3回唱えました。
すると、一気に頭のてっぺんから汗が滴り落ち、身体中が、、、
真心のささやきを貴方へ❤️