することが含まれていました。

聖なる山へのガイドは、
インド人のアショクさんというインド最初の統一王朝を築いた

アショカ大王の子孫と名乗る40代半ばの男性でした。

彼によると、聖なる山には
コブラやサソリがいるので、

決して茂みや岩影など日の当たらない所には行かないようにと注意をされました。



私はインドには4回目の渡航で、アショクさんの家に泊めてもらうほどの親交がありました。

事前に情報を得ていて、インド行きの1ヵ月前から

コブラと
サソリの元締めにお祈りの力を
用いて、

日本からの母岩石の探索隊には危害を加えないようにと祈り
続けました。

コブラとサソリに襲われたときのために、
血清を用意しなければと思いながら、

とうとう出発の日が来てしまい、祈りの力を信じて、コブラとサソリの元締めに、


くれぐれも日本隊に手出しを
しないよう重ねてお願いを
しました。

私たちも🐍コブラや🦂サソリを見かけても、

決して被害は超えませんと約束を口に出して祈りました。


参加者48人の中から男性で登山経験があって、

母岩石探索隊に志願してくれる人を募ったら、私を含めて10人が集まりました。

ガイドのアショクさんを加えて11人はチェンナイ市内のホテルに1泊した後、

聖なる山に向かいました。

チェナイから聖なる山までバスで2時間半の道のりでした。

南インドは11月下旬でしたが、半袖で良いほどの気候です。

しかし、参加者にはなるべく
薄手の長袖のシャツを着ていくように伝えました。

日本から120個の小月晶(水晶)を持っていき、それと引き替えに母岩石を採取します。


アショクさんを先頭に聖なる山に登り始めましたら、

どこからか小型犬よりは少し大きめの日本の柴犬によく似た犬が現れ、

私の少し前を歩き出しました。

当初は気づかなかったのですが、

先導をしてくれるように前を歩いてくれました。


私は柴犬が大好きで、

嬉しくなってどんどん歩け
ました。


山の中腹を過ぎた頃、
後ろの方で、誰かが

「その犬、和氣さんを守るようにして歩いていますよ。

不思議な犬ですね。」

その言葉に私は、ハッとして
1ヵ月前からずっと

「聖なる山に母岩石を賜るために参りますが、どうか私たちの一行をコブラやサソリからお守りください。」

と祈り続けていて、
今朝も神霊祖にをしてお願いをしてきました。

コブラは犬が苦手と聞いていましたから、

お祈りのお蔭で柴犬が私たちを守りに来てくれたのだと、

胸が熱くなりました。


聖なる山の頂上に全員無事に
到着して、

東北東の日本列島をヒモロギにみたて、

祈りを捧げる準備を全員で行って、私が先導者となり、
次のような言上げをしました。

「あなとうと あなとうと根元神あなかしこ、同行ものは、

日の元の国を代表して、
巨大余震を鎮めるための母岩石を賜りたく聖山に参りました。


10名の勇士と共に採取を開始させていただきます、ここに120体の月晶を治めさせていただきます。

日本列島の地震鎮めのひもろぎとして77カ所に治めさせていただき、

この仕掛けにていかなる余震も止めていただきますようお願い申し上げます。」

と言上げをし、祝詞は特に月の神の祈りをねぎ上げ、真言をそれぞれに唱えた後、母岩石の採取を始めました。


ブッシュの中や草むらには
サソリがいますので、

気をつけてくださいと声かけ
をして、

足元を見たら小さなサソリが
いました。

足踏みをしたら草の中に入っていきました。

後にも先にもサソリを見たのは、この時だけでコブラは全く現れませんでした。

母岩石とその他の石を見分けるのは、簡単で、ほんの少しでも
透明感があれば、

母岩石の可能性があります。

そして、母岩石同士を少し強く叩き合わせると、

火花が散れば、両方とも母岩石です。

又、母岩石と他の石を叩きあって、火の出た方が母岩石です。

10人で約120個ほどの母岩石を頂いて気持ちの余裕ができました。

周りを見渡してみると、
なんと美しい
光景なのでしょう。

小高い山々があり森や小川、
巨大な岩石が、
柱のように立っていたり、
さほど遠くないところに、

白いテンプルのようなものが
見えアショクさんにあの建物は?と尋ねると、


あれがワンネスユニバーシティーの8,000人が一緒に瞑想できる
テンプルで、

でもまだ完成はしていませんと答えが返ってきました。


そろそろ下山しましょうと、
手持ちの水分をとって、絶景に別れを告げ歩き始めました。

しばらく歩き、
ふと気がつくと、

先ほどまで私たちと一緒に歩いていた柴犬がいなくなって
いました。

どこからかまた戻ってくるかもと目をキョロキョロさせましましたが、

もう再び戻っては来ません
でした。

妙に寂しくなって、周囲の人たちに
「柴犬がもう役目を終えたようにいなくなってしまいましたね。」

と言う声に、誰かが僕たちを
守ってくれていたんですねと
応じてくれました。

🐶ちゃんありがとう!

母岩石を手に入れる役目を無事果たし、

心配していたコブラやサソリに襲われることもなく、

ルンルンで下山は登山の半分
以下の時間で下りて来れ
ました。

しかし、聖なる山を振り返ってみると、姿の美しい左右対象の稜線が整った山だと

やっと気が付きました。

山裾の平地にバスを待たせて
ありました。ガイドのアショクさんが、私にかけより小声で

「この山はコブラやサソリが多いので有名なのですが、

出会わなくてよかったです。
私はずっと心配していました。」

そうですね、本当によかった
です。ホッとしましたと返し
ました。


1ヵ月間祈り続けた努力が達成感に変わり、バスに乗って10分ほどで眠ってしまいました。

悪路であったのに自分の内側で、神霊祖に

「全員無事に下山し、母岩石、目的の個数を確保できました。ありがとうございました。」

と感謝を伝えた次の瞬間に眠りに落ちました。

バスは4 ~50分ほどでワンネス
ユニバーシティーに着き宿泊施設のホールに10人が集まり、

約2週間滞在の要綱を説明され
部屋割りは、男性は大部屋で
全員寝起きを共にし、

女性はどんな扱いかはわかりませんでしたが、38人は既に
チェックインを済ませて
いました。

係の教員が、この辺は、コブラやサソリが多い土地ですが、
大学の敷地内は、

校長先生がコブラとサソリの
王様にこの中に入ってこない
ようにお祈りで伝えられてあるので大丈夫です。

これを聞いてよかったと思ったのと、数頭のの犬を見かけました。






真心のささやきを貴方へ❤️