地鎮祭が始まる20分ほど
前までに、

全ての準備が終わり、少し時間ができましたので、

子供のことが気になり、

彼等のところに近づいて


「君達何をしているの?今日はおめでとう。」


と声をかけると、山作りの中心になっている7才ぐらいの
男の子が


「神様に来てもらうために
おやまを作っているんだ。

こうするとお山のてっぺんに
神様が来てくれるんだ。」


と言って素手で土を盛り高さ
20センチぐらいの小さな山
を作り、

頂上をきれいに手で撫でて

出来たと言って3人が
手を合わせ、

その山に向かってお祈りを
始めました。


私はますます興味が湧き、
その場を離れられずその子たちを見ていました。



3人でほんの数秒の祈りが
終わり、

男の子が神様来てくれた、
と言って立ち上がったところで、

私が
「ちょっと聞いてもいい?
今なんてお祈りしたの?」と
尋ねると

「お家がちゃんとたちますようにだよ。」

と答えてくれました。


地鎮祭開始時間の午前11時が
近づいで、

3人の子供達は母親に呼ばれて
祭壇の方は走って行きました。


地鎮祭の祝詞のネギ上げが終わり敷地を神塩、神酒、米で、浄め、月晶(水晶に月の神の気を受けたもの)を6体治める際にも

子供達が一緒に手伝ってくれ
ました。


全ての地鎮祭の神事が終わったところでお母さんに子供達に
ついて聞いて見ました。


「お子さん達とても良い子達ですね。

大人よりよっぽど信心深い
ですね。」


と言うと
「この子達、砂場やビーチに
行ってもお山を作って神様を
呼んでいるんです。

面白いんでしょうね。」








真心のささやきを貴方へ😊