12月30日 リスボンの表玄関




スペインセビリアから
ポルトガルの首都リスボン
までの4時間半の列車の旅で
感じたのは、


国境を越えると雰囲気が急に
変わるものなのですが、

車窓から見る草原や樹木、
人々の暮らしを反映する住居
などはあまり変わらず、


スペインが続いていて、

ふと気が付いてみると
ポルトガルに入っていたと
いうところです。


西欧のハゲ山を見ていると
先進国で日本国の緑化率が
一番高いと言われているのが
よく分かります。


日本も一時期、

開発ブームが起きましたが、
神社や寺院仏閣などが一丸と
なって乱開発を阻止した功
が大きく、


埋立地の東京や地方都市の
都市部以外の緑が保たれて
います。


リスボンの鉄道駅のメインは、












オリエンテ駅で長距離列車の
発着駅として美しい景観と

現代建築の枠を集めて
造られたデザイン、内装も見事
でした。




「和氣さん、リスボンの宿泊
ホテルはサナメトロポリタン
.パークHリスボンです。











若干若者向けのホテルですと
旅行社の担当者から言われて
決めました。


何処に行くにも
便利な立地条件と言われた
ところが気に入って予約し
ました。」


私の方からは
「リスボンの初日は
フリーにして、カップル単位
で動くのはどうでしょうか?」

と提案しましたら、
斉木さんと明子さんも
賛成してくれました。


みどりは当然自分達2人だけ
行動する方が良いのは
分かっていました。


フロントでルームキーを受け
取って、それぞれの部屋に
別れました。


ボーイに案内された部屋は、
やはりお隣同士で壁越しに
斉木さんと明子さんの会話が
内容は分かりませんが声は
よく聞こえて来ました。



みどりに何処に行きたいか
を聞くと、

何処へでもお供しますと
返ってきました。


私はポルトガルに来たから
にはファドが絶対に聞きたい
と思っていました。

このことは日本を出発する
時からみどりに言って
ありました。


そこで街歩きに行く前に、
明日の夜はファドを聞き
ながらのディナーを予約して
からと思い、

斉木さんに
ルーム電話で賛成を取り
付けて、

ホテルのフロントに一番
良い

レストランを予約するよう
依頼しました。


その後みどりと2人で足の
向くままリスボンの街歩き
を楽しみました。



周辺地図をもらい1,5km続く
リスボンの中心を文字通り
貫くリベルダーデ大通りを











ポンパル侯爵広場に向かって
歩いて行きました。



真心のささやきを貴方へ❤️