12月20日  空を飛ぶ魚🐟達



ラベンダー



大輪のコスモス



プロローグ 


「この物語はアフターコロナに新しい世界を作る主役、女性に捧げる応援歌です。

スーパーヒロイン、キクシをメインとして日本の歴史を辿って行きます。日本女性の素晴らしさの原点を探ります」




ザメさん

「キクシ様に

会えて嬉しいです。


お願いって何ですか?」


キクシ

「実は宝船を運航して

新羅の国に行くのだけれど

一ヶ所物凄く海の荒れている

ところがあったり、


天候が急変して難破しそう

なった時に助けてもらい

たいの、


特にヤマトを出港する往路が

問題だと思っています。



復路

(帰り)は用事が済んで帰る

だけだから焦らなければ

大丈夫だと思っているの。」






サム君

「キクシ様の船を護衛すれば

いいのでしょう。




座礁しないように

海の路(みち)を案内する

のは僕達の得意とする

ところだからまかしといて!」





キクシ

「前回の時は何も心配し

なかったのに、

今回は何かが起こる気がして

いるので、


サメさん達の応援がないと

無事に済みそうにないのよ。」




サム君

「僕達の仲間ではないけれど、もっと強力なサメがいるよ。



体も我々よりは数倍大きく

人間でさえ何人も飲み

込んじゃうんだ。



凶暴と見られているけど

彼等は体が大きいので沢山

の食べ物が必要なのだ。


生きていくためにね。


彼等が応援してくれれば、

かなりの助けになると思う、


時々顔を合わせるので挨拶

ぐらいはしている、


彼に頼んでみようか、

駄目モトで。




キクシ

「それはとても嬉しいわ、

是非頼んでみてちょうだい。



その代わり、私達で食べ物を

用意をしておくから、


焼いたお米はお腹の中で

ふくれるし、


栄養があるからどうかしら、

おかずは小魚やアミなどが

あるでしょう。」





サム君

「そう言ってみるよ。


しばらく時間を下さい。


大きくて体が平たいから

巨大ザメの親分のこと。

大平(たいへい)さんと

呼んでいるんだ。



キクシ様のこと話してみて

彼がどう言うか返事が来たら

ハヤブサのスー君に伝えて

もらうようにするから。」




キクシ

「それでいいわよ。サム君と

ザメさんの仲間と


大平さん達がそこに加わって

くれれば無敵だね。

きっと上手く行くような

気がして来たわ。」



キクシが考えたのは

巨大ザメの大平君達に

船を引いてもらえないか又、



巨大サメの背中に乗った宝船

なんてのは相手(新羅国王)

を驚嘆させれれば一層効果的

ではないかと思ってつい


ワクワクしてしまいます。



「ではキクシ様、早速

大平さんと話し合って見て

連絡するようにしますから。」



と言ってザメさんとサム君は

海に戻って行きました。




真心のささやきを貴女へ❤️



巨大なクリスマスツリー🎄



和氣先生との対話もご覧になって下さい↓