11月30日  安芸の小富士 天高し








プロローグ 


「この物語はアフターコロナに新しい世界を作る主役、女性に捧げる応援歌です。

スーパーヒロイン、キクシをメインとして日本の歴史を辿って行きます。日本女性の素晴らしさの原点を探ります」





キクシ
「新羅には、まだ一度しか
使者を送っていませんので
お示しで頂いた啓示に「外交
のみにてはかたし」


とありましたが、2〜3度は
異なった角度から当方の主旨
を申し送った方が良いと思い
ます。


国交の儀礼としても丁寧
な対応をするべきです。」



建王子
「私は何度でも新羅王と
会っても良いと思って
いますし、


その準備もできています。

外交は私にお任せ下さい」

と言って胸を張りました。



「私も夫に協力をして新羅に
参りとうございます。


何のお役に立つか分かり
ませんが手足まといになら
ないようにして、


出来る限りの働きを心がけ
ますので、どうか遠征のお許し
を頂きとう御座います。」と


いつの間にか一番下座に
座っていた甘さん(建王子の
妃)がスメラ様に懇願し
ました。


しばらくスメラ様は考えて
おられて

「よろしい、では武王子と

甘夫人とを入れ換えてヤマト
の使者の一団に加え
ましょう。」

とスメラ様、


次にキクシが

「次の宝船作戦は甘夫人が
主役でないと冴えないと思い
ます。

絶対に甘夫人の美貌が必要と
思います。

ご参加下さるとの発言はとても嬉しいです。なにしろ百済(くだら)伽耶(かや)新羅(しらぎ)の三国の平安とヤマト国の今後の国の平和にかかわる大事なお役目ですから、

やり甲斐はあると思います。

さて宝船作戦の具体的な計画
が今のところはっきり
決まっていません。



これから皆さんのご意見を
お聞かせいただきたいのです。」


早速甘夫人が「七福神を全員
女性にしては如何でしょうか。


平和をもたらす使節という意味もある上に全員女性であれば新羅側も安心するのではないでしょうか。」


甘さんの兄の亭も話しに加わって来ました。

スメラ様は
「具体的な計画が決まったら
私に知らせて下さい。


これから拝神があるので退席
されました。そして讃王も
宝船の護衛をどうするかの
話し合いを防衛軍の幹部と
作戦を立てるのでと席を立ち
ました。
 

讃王の代わりに珍さんが座に
加わり、大まかな方針が
決まりましたので、 詳しい
つめに入るのには適任な人達
が集められました。


スメラ様の人選でコトが進み
つつあります。





真心のささやきを貴方へ❤️


Mさんの感謝の花束



和氣先生との対話もご覧になって下さい↓