11月17日  


カレーハウス カルガモテラスからのお花



プロローグ 


「この物語はアフターコロナに新しい世界を作る主役、女性に捧げる応援歌です。

スーパーヒロイン、キクシをメインとして日本の歴史を辿って行きます。日本女性の素晴らしさの原点を探ります」





スメラ様はしばらくの間脱力

状態にあって、

スメラ様の介抱を花ちゃんが

しています。




キクシもさすがに疲れ放心

状態までには至っていませんが、ボーッとした油切れの

ような感じを受けていました。




その中でも頭の中では外交

交渉だけでは事がならない

のであれば戦さを避けその

他の手段が何があるかを

ぼんやりと考えていました。






新羅王を驚かせるような何か

をしなければならないのだと

すると尋常ではない事を考え

ねばと思いつつも、


あれこれつまらない発想ばかりで自分らしくないなと思って

いました。




スメラ様が神懸かりから

解かれ戻られて


「キクシも華玄もご苦労様

でした。


今日はこの辺で終わりにして

明日神事と御示しについて

サニワ神仕えの立場で感想を

聞かせて下さい。」

と仰せになりました。




キクシには立派な部屋が与え

られていましたが、


予想よりも早く神事が終了したのを良いこととして


両親の元を訪れようと道を

急いでいました。





後方から足音が聞こえ、

フッと振り返ってみると、

花ちゃんがニコニコ顔で

早足でキクシに近づいて

来ました。




「キクシ様の後を追っかけて

来ました。スメラ様のお許し

を得て来ました。」




キクシ

「なんとなく予感がして、

花ちゃんと個人的にまた会え

そうな気がしていたのよ。

嬉しいわ!



花ちゃんのことは母からお話しを聞いて私の方から会いたい

通信を送っていたのを今

思い出していたの。


最近お花とお話ししたりし

ているの?」




花ちゃん

「スメラ様のとこで神事に

携わるようになってからは、

ほとんどしていません。


時々なんですがお花の方から

たまに語りかけられたりする

時は短い会話はしています。


お花が『お元気?』と言って

くれる時は『元気よ有難う、

あなたは?』


と聞いてあげるとお花から

いろいろなお返事が来ます。」




キクシ

「花ちゃんは精霊から好か

れる方なのできっとお花の方

が花ちゃんに関心があるので

しょうね。多分お花達は

花ちゃんの熱狂的な応援者だ

と思う。


あまり花達と会話をしなく

なったのはスメラ様の高い

霊的な能力を支えるため、


高次元のものを受け入れる

高度な感性が欲求され出して、精霊達との会話よりは


空に浮かぶ雲や風の声、雨音、一面に立ち込める霧、

天を翔る雷光、雷鳴など

自然の中の事象との関係性が

深くなったのかも知れないと

思うの。」



華玄

「自然を読み取るのですか?」






キクシ

「それもあるけど自然を理解し、自然の先回りができる

ように、これ凄く重要なの。」





和氣解説

古今の優秀な人物は気象に

通じていました。

自然の移り変わりに敏感に

反応して、物事に対処して

いました。👀





秋色の夕陽


真心のささやきを貴方へ❤️







和氣先生との対話もご覧になって下さい↓