108日  嵐の前の静けさ







プロローグ 


「この物語はアフターコロナに新しい世界を作る主役、女性に捧げる応援歌です。

スーパーヒロイン、キクシをメインとして日本の歴史を辿って行きます。日本女性の素晴らしさの原点を探ります」










いろは祝詞


いろはにほへと


ちりぬるをわか


よたれそつねな


らむうるのおく


やまけふこえて


あさきゆめみし


ゑひもせすん



集え 集え 神魂どもに


老いも若きも


集え 集え 神魂どもに


み先分けたる

   神の世ぞ


万華大和の

   神の世ぞ


明かな明かなの

   み光受けて


よも津大和の

   世が明ける







キクシ

「ヰ二マス大神では意外な


お話しが聞けました。


地上の世界と地下の世界が


はっきり分けられている


のに驚きました。




以前大きな井戸があって


その井戸が黄泉の国に


つながっていると聞いた


ことがあり、


子供でしたので近寄らない


ようにしていました。




スメラ様

「子供が井戸の中に落ちる


と助からないので大人は


そう言って恐がらせて


命を守ったのです。




ではノニマス大神のお話し

を致しましょう。


ノニマス大神のみ働きは


『根よりの芽生えで伸び


ゆく力を表象しています。


伸展、伸ばしながら広げる


働き、接続、橋わたし』


などのお力があります。


ヤマトの神は能登比咩神


(のとひめがみ)で


能登上布(のとじょうふ)の


守護神と言われています。


能登上布とは麻の織物を


上布と総称し、絹や木綿


よりも丈夫で苧麻(からむし)


織よりも上等であったので


上布と言われています。


能登比咩神は


大己貴命(おおなむち


のみこと、大国主の別名)


が天下を治めていた頃、


優れた女神を求めて国津神


の比女の評判の良い能登国


へと向かいました。


そこに見目麗しく才気に


秀でた比咩がおられ機(はた)


織る姿を大己貴命が一目


見てすっかりお気に召し


比咩も大己貴命の魅力に


すっかり取り込まれて

しまいました。


二人は共に殿中に入り、


大己貴命はこよなく寵恩し

ました。


比咩はそれに答えようと


上布に仕上げんと熱心に


機(はた)を織って


大己貴命にそれを捧げ

ました。


この比咩が機杼(はたひ、

横糸を通す木製の道具)


を海中に投げ入れたところ、


羽咋郡の沖に突然島が現れた

のです。


のちにこの島は能登比咩織島


と呼ばれるようになり

ました。」






キクシ

「神様の恋愛物語なのに

島生みの秘話でもあるの

ですね!」





スメラ様

「そうです、もう一人の神は


相撲の守護神です。


そのみ名は野見宿禰

(のみのすくね)と言います。


いろいろな伝承がありますが、


野見宿禰は出雲国津神の


お一人で当麻蹴速(たぎま

けはや)という誰も


敵わない天下一の力持ちを


苦もなく脇骨をくじき


腰骨を折って殺してしまい

ました。


後の世にこの格闘が相撲の


始まりと言われるように

なりました。


その地がヤマトの国の桜井

という所です。」




和氣解説

野見宿禰(のみのすくね)と

当麻蹴早(たきまのけはや)


の格闘が古代の伝説上の


天皇の御前で行われた記に

基づいて、


これを天覧試合とみたし、


初の相撲としました


本来相撲は豊作を願って

食物の神々に捧げる試合

であったのです。



野見宿禰は殉死を止めたと

して名を知られています。






お祈りの言葉


あなとうと あなとうと

真大神(まことおおかみ)を初め

諸津神(もろつかみ)諸津み霊(たま)に

謹んで言上げ申し上げます


一日も早くコロナウィルスの蔓延が終息し

自由、平等、公平で人々が生きやすい

新しい世の到来となりますようお導き下さい


地震、火山の噴火等、エネルギーの分散により大難が中難、中難が小難におさまりますようお願い申し上げます

集中豪雨の被害など被災地の復興が順調に進みますようにお願い申し上げます


顕彰大神通力









真心のささやきを貴方へ❤️



群生しているマリーゴールド



和氣先生との対話もご覧になって下さい↓

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