「プロローグ この物語はアフターコロナに新しい世界を作る主役、女性に捧げる応援歌です。

スーパーヒロイン、キクシをメインとして日本の歴史を辿って行きます。日本女性の素晴らしさの原点を探ります」







キクシは大王や

その側近から船の航路や

操船ついて色々学びました





その結果出した結論は


意外なものでした




その前提にしたのは


絶対に中国に着き


必ず皇帝に会う


そして再び無事に倭国に帰る





I、大王の航路を参考にしながらも陸地に近いところを通る





2、海を横切る回数は最小限にする





3、出来るだけ夜の航行にする
キクシは星が読めるので
夜が安全と考えた
但し星の出ていない夜は
停泊地に留まる






4、昼の航行はお天気が良く
視界良好で適度な風の時のみとして、強風は避ける






5、帆を張るのは日中だけで夜は張らない






6、嵐の時は島の陰で何日でも避難する





この方針に水夫(かこ)達は
ビックリ

これでは中国に何時つけるか

わからないが最も安全だと喜びました




キクシは2匹のサメに

案内役を頼みました

サム君とザメさんです



「キクシさん海のことなら
まかしとけ
岩礁は絶対に避けるからね」

と力強い返事でした





船に積んだ食糧の中で

クルミにカビが


生えてしまいました


本来クルミは


風通しの良い所に


置くべきだったの


どういう訳か湿気の多い所に


置いてしまいました




そこでキクシは


そのクルミを海水で洗い

天日干しをして

サメのサム君とザメさんに

食べてもらって美味しいかどう

か聞きました


とても美味しいと言って

サム君とザメさんは喜んで

食べてくれました






キクシはこの美味しいクルミを

この海に大勢いるサメさん達に


食べさせてあげたらどうかと言

いましたら


サム君は

「それは喜びますよ!」


と言いました



早速、建王子や乗組員と

手分けをして
 
大量のクルミを

海水で洗い

カビをきれいにして

食べても良い状態にして

海に投げ入れました






そうすると見る見るうちに


何百頭というサメが


集まって来て



サメ達が船を背負って


前進させてくれました





この出来事はキクシにとっては計算外でした




サメのお蔭でキクシは


荒波の海峡を無事に


通過することが出来ました



次の日から3日間

土砂降りの雨で

島かげに身をひそめるように

停船し



幸にしてその島にあった

楠木に船を繋ぐことが

出来たのです


繋船がもし上手くいって


いなかったら

強烈な雨☔️と風に


耐えられたかどう


もし船🚢が洋上を航行中

だったらと

キクシ乗組員全員がほっと

胸を撫で下ろしました




奇跡なのでしよう、全く


被害がありませんでした


しかし船は水没寸前まで


水浸しでした



その幸運な航海は


高天の神々や海の神様
海神(わたつみ)の神
海の龍神様の賜物と


クシと建王子
水夫達など全員で

感謝の祈りを捧げました





キクシ達が雨の中を島を捜す為

航行したので方向性を


若干見失なってしまいました





お天気が回復したところで

ハヤブサのスー君を呼んで


ここが何処なのか

調べてちょうだいと頼みました





スー君は


「ガッテン、承知の助」


と言って飛び立って


行きました







お祈りの言葉


1日も早く新型コロナウィルスの拡散が終息しますようお願い申し上げます


世界中の人々の生命をお守り下さい


顕彰大神通力

けんしょうだいじんつうりき








真心のささやきをあなたへ❤️





ハヤブサのスー君



和氣先生との対話もご覧になって下さい↓


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