6月11日  弥生時代の外郭と木柵


内郭への入り口

「プロローグ この物語はアフターコロナに新しい世界を作る主役、女性に捧げる応援歌です。

スーパーヒロイン、キクシをメインとして日本の歴史を辿って行きます。日本女性の素晴らしさの原点を探ります」





「わしの元いた国は、若い頃

から戦争ばかりをしていて、

一族の者や将来を

期待されていた若者が大勢、

闘いで命を落として行った、


なんとか戦争のない国に

したいと思っても、

多くの部族が常に陣取り

合戦(かっせん)をしている

ので、こちらが修まったかと

思うと又あちらから戦いを

始めるなどして、平和を唱え

てもなかなかそうは行か

なかったのだ。



或る時仙人が現れて南の方に

行って海を超えたところに

戰の全くない平和なところが

あるから行って見なさいと

言われたのだ


その名は丸キ仙と聞いた




戦争に嫌気がさしていた

わしはすぐに決断し、南方の

地に行く

準備をは始めた、




まず第一に

必要なのは船であった

大形船でなければ馬や牛

家畜などや兵士達を運べない、



多分未開の地であろうから、

開拓に必要な器具機器が

必須であろうと3年の歳月を

かけて整えた。


戦争に必要な戦車や、

大型の弓で石などを

弾き飛ばして城壁を破る

武器などは一切運ばなかった、




戦争をするために南方に

行くのではなく平和に暮らし

たいから行くのだからね、


部下達は家族を含めて

約300名に限定した

これが第一陣だった


そなたの母の両親はその

第一陣でこの地に来たのだ」


サギリの目が一瞬光ったのを

見てキクシが

「お母様は大王様を知って

おられたのですね」



サギリは「でもお目に

かかったのは今回で2回目です、

つまり、滅多にお会い出来

ないお方なのです



大王様には

1人の姫と3人の王子が

いらっしゃいましたが、

姫様は神様にお仕えに

なっていらっしゃるのは

知っていました」



「その3人の王子が頭痛の種で

全員がわしの跡目を狙っておる、

腹の中は読めておるが、

それぞれが駆け引きをして

くるので、それが不愉快じゃ、


我が比女巫子(ひめみこ)は

神に捧げておるので大事ない


が3人の息子達は簡単には

治らんじゃろう。



我々は神を第一と崇めて神の

お告げに従って事を行っておる


そこで細事に亘っては決めて

行くのは大王の務めである」



キクシは大王の言葉の

ところどころに自分亡き後の、

跡目争いを息子達はするの

ではないかと心配している

と見抜きました


大王は自分の言うことを

ことごとく水の流れるように

理解するキクシをすっかり

気に入ってしまったようです


そしてサギリに向き合って

「どうだろう無理を承知で

言うのだが、あなたの娘を

私の娘として縁を結んでもらえ

ないか」


サギリはあわてふためき、

しどろもどろで

「とんでもありません私共の

ような娘を大王様の縁者に

なるなどとは勿体ない上に

お門違いというもの」と

言ってサギリは断りました


キクシは「お母様!私に何か

お役目があるのではないかと

思います、

お父様がお許しに

なれば私は大王様のところへ

行きたいです」


キクシは自分の行く末が

大きく変わる予感がふつふつ

と湧いて来ました

そこへオグマが帰って来て


大王とキクシ、サギリの

やり取りを一応聞いて


「大王様、一つ条件があります

キクシの身の上は実は

神様からのあずかりものです、

私達はそう思って育てて

来ました、従って例え大王様

の庇護(ひご)のもとに

あろうとも自由を与えて下さい


その保証があれば

私は許可致します」



大王は異論はないと、

キクシには特権も与えるし、

自由も与えると約束をして

お城に帰って行きました



キクシは巫女(みこ)になる

当時巫女は女性の最高の位でした



お祈りの言葉


1日も早く新型コロナウィルスの拡散が終息しますようお願い申し上げます


世界中の人々の生命をお守り下さい


顕彰大神通力

けんしょうだいじんつうりき





真心のささやきを貴方へ❤️



サニーエビータ



サニーディクシー



和氣先生との対話もご覧になって下さい↓

http://wakeno.biz/wakeno/

 

和氣先生との対話無限の叡智とともに幸福に生きるリンク和氣先生との対話