いつ危険が迫ってくるかわからない状態は戦争中の人々の心理状態と似ているのでしょうか?
それとももっと大きな不安の中にいるのでしょうか?
和氣
戦争は相手国があるので、目に見えている上に、確かな情報もありますから危険ということに関しては感じ方は大きいでしょうが、不安という面で見ると、新型コロナウィルスの方が中身のわからないもどかしいような不安が人々の心を覆っていると思います。
37才
そんな中で私達はどうしたら溢れるような情報の中でどの様にして正しい情報を選択することができるのでしょうか。
和氣
TVのコメンテーターに感染症の専門医や研究者が何人か出ておられて、それぞれ一致している見方もあれば、正反対の意見も所々で見受けられます。
例えば新型コロナウィルスはS型とL型があってL型にかかって完治した場合には抗体ができるのでS型にはかかりません、という専門家と別の研究者はインフルエンザウィルスと同じようにL型にかかっても又、S型にかかる可能性があります、と言うように意見が分かれています。
一般の人々はどちらを信じていいか判断がつきません。
37才
ここでちょっと質問をしたいのですが、L型とS型はどんな型で発生したのでしょうか?
和氣
私の知っている限りではS型がL型を生んだと聞いています。
従ってL型とS型は同じ質であると思います。
私達人間には中心感といって、大切なものの順序を見分けていく感覚を本来持っています。
ただ、この感覚は中心感を持っていると思わない限り上手に機能させることのできない難しさがあります。
例えば、周りが木で真ん中に金属の入っている独楽こまがあります。中心の芯棒がもし曲がっていたらコマの回転はイレギュラーになってすぐ止まってしまいます。
それと同じように人間の中心感が狂っていると物事の進み具合がイレギュラーになって行動できなくなってしまいます。
37才
そうですね、こんな感じですか。
私の体験です。礼服を買いに行ったのにお店の店員さんが色々アドバイスくれて、これいい、アレがいいと迷っているうちに本当に必要なものとは違う洋服を買ってきてしまった。そんなことがありました。
和氣
中心感とは今、大切なものの順序を確実にとらえる感覚のことを言います。
私達がやるべきことは、不要、不急の外出を避けて人の混雑しているところ、換気の悪いところ、濃厚接触の起きそうなところには行かない。
万に一つ感染しても他の人に「うつさない」決意を持って日々を送る。
新型コロナウィルスの拡散によって日常の生活が破壊され予定が全く立たなくなったことに対して怒りの感情を持たない。
深刻に考えすぎずしかし油断をせず中心感を確立してこの危機を乗り切りましょう。
新型コロナウィルスの拡散が収まり1日も早く終息しますようにとお祈り致しましょう。
顕彰大神通力
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