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【第１０回わけもんフォーラム】
日時：2011年11月18日（金） 19:00-21:00
会場：宮崎県東京事務所
ゲスト講師：濱渦 伸次氏（株式会社アラタナ 代表取締役）
http://www.aratana.jp/index.html
アラタナはWeb事業の中でもECビジネス（ネットショップ構築）に特化し、設立４年目にして５００社を越える顧客と５０名超の従業員を抱えるIT企業です。
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２０１２年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
更新遅くなりましたが、昨年のわけもんフォーラムの報告をします。
２００９年１０月から始まった「みやざきわけもんフォーラム」も遂に１０回を迎えることができました。ここまで来れたのも、お越し頂いた講師の方々、参加者の方々、支援頂いた方々のおかげです。私たちはこれまで団体名がありませんでしたが、今後は「Link Miyazaki」として活動して行きます。よろしくお願いします。
記念すべき１０回目は宮崎で最も元気のあるITベンチャー「アラタナ」を率いる濱渦伸次氏です。
おしゃれでイケメンな濱渦社長は若干２８歳
平日にも関わらず４０数名のご参加ありがとうございました。第1部で濱渦さんの講演、第2部はグループワークを行い、その後場所を移して飲み会をしました。
■第一部 講演
講演では起業に至るまでの経緯と起業してからの想いを語っていただきました。
・数ヶ月間の会社員生活
濱渦さんは高専を卒業後、大手事務機器メーカに就職したものの、安定が保証された会社員で働くことに違和感を感じ、たった数ヶ月後に辞めてしまいました。この決断に濱渦さんの父親から勘当されたそうです。
・カフェ開業と借金
会社員を辞め、かっこいいから！？という理由で宮崎市内でカフェを開業しましたが、半年で倒産、２１歳にて１０００万円の借金を抱えることになります。勘当された父親に頼れる訳でもなく、昼夜がむしゃらに働いてたった1年で借金を返済したそうです。その精神的、肉体的な強さに会場の誰もが驚きました。
・アラタナ誕生
アルバイトで制作したウェブサイトが好評で、次々と仕事が舞い込み、アラタナを起業することになります。一度カフェで起業に失敗したものの、二度目の起業に対して不安などはなかったそうです。さすがに３００万円の設立資金を業者に持ち逃げされました時は心折れそうになったそうですが、高専の同級生で専務の穂満さんの前向きな発言に助けられ、無事アラタナが誕生しました。起業は何をやるのかも大事だけれど「誰とやるか」がもっと大事だと感じることになります。
・起業の魅力
なんと言っても成長のスピードが速いこと。若草通りのオフィスで数名からスタートしたアラタナは、今では東京、福岡、宮崎にオフィスを構え、従業員は５０超です。仕事は常に試行錯誤の連続で、年齢や性別に関係なく仕事が任されることが当たり前です。「宮崎では自分が成長できない」と思っている人は、実際にベンチャー企業の仕事を見ると考え方が変わるのではないでしょうか。
■第二部 グループワーク
「宮崎で１０００のチャレンジを生むためには」というテーマを６グループで話し合い、発表しました。「UIターン」から「宮崎でIT事業」、「グローバルな人材育成」など宮崎活性化の意見が交換されました。中には自分が起業家になりますと宣言した有望な学生もいました。宮崎の未来は明るい！！
・感想
外見はおしゃれでかっこいいいわゆる草食系の印象が強い濱渦社長ですが、事業を突き動かす情熱に満ちあふれていました。単に事業拡大を進めるのではなく顧客とWin-Winで良好な関係を築くことを大事にし、従業員はそれぞれの仕事で成長しそれぞれの価値観で宮崎で幸せに過ごすというスタイルは多くの宮崎出身者が求めている働き方ではないでしょうか。
濱渦さんおすすめの本：稲森和夫「実学」
濱渦さんが関わるサイト：日本の商品をリブランディングして世界へ「Alexcious」
（文：かとー）
【第１０回わけもんフォーラム】
日時：2011年11月18日（金） 19:00-21:00
会場：宮崎県東京事務所
ゲスト講師：濱渦 伸次氏（株式会社アラタナ 代表取締役）
http://www.aratana.jp/index.html
アラタナはWeb事業の中でもECビジネス（ネットショップ構築）に特化し、設立４年目にして５００社を越える顧客と５０名超の従業員を抱えるIT企業です。
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２０１２年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
更新遅くなりましたが、昨年のわけもんフォーラムの報告をします。
２００９年１０月から始まった「みやざきわけもんフォーラム」も遂に１０回を迎えることができました。ここまで来れたのも、お越し頂いた講師の方々、参加者の方々、支援頂いた方々のおかげです。私たちはこれまで団体名がありませんでしたが、今後は「Link Miyazaki」として活動して行きます。よろしくお願いします。
記念すべき１０回目は宮崎で最も元気のあるITベンチャー「アラタナ」を率いる濱渦伸次氏です。
おしゃれでイケメンな濱渦社長は若干２８歳
平日にも関わらず４０数名のご参加ありがとうございました。第1部で濱渦さんの講演、第2部はグループワークを行い、その後場所を移して飲み会をしました。
■第一部 講演
講演では起業に至るまでの経緯と起業してからの想いを語っていただきました。
・数ヶ月間の会社員生活
濱渦さんは高専を卒業後、大手事務機器メーカに就職したものの、安定が保証された会社員で働くことに違和感を感じ、たった数ヶ月後に辞めてしまいました。この決断に濱渦さんの父親から勘当されたそうです。
・カフェ開業と借金
会社員を辞め、かっこいいから！？という理由で宮崎市内でカフェを開業しましたが、半年で倒産、２１歳にて１０００万円の借金を抱えることになります。勘当された父親に頼れる訳でもなく、昼夜がむしゃらに働いてたった1年で借金を返済したそうです。その精神的、肉体的な強さに会場の誰もが驚きました。
・アラタナ誕生
アルバイトで制作したウェブサイトが好評で、次々と仕事が舞い込み、アラタナを起業することになります。一度カフェで起業に失敗したものの、二度目の起業に対して不安などはなかったそうです。さすがに３００万円の設立資金を業者に持ち逃げされました時は心折れそうになったそうですが、高専の同級生で専務の穂満さんの前向きな発言に助けられ、無事アラタナが誕生しました。起業は何をやるのかも大事だけれど「誰とやるか」がもっと大事だと感じることになります。
・起業の魅力
なんと言っても成長のスピードが速いこと。若草通りのオフィスで数名からスタートしたアラタナは、今では東京、福岡、宮崎にオフィスを構え、従業員は５０超です。仕事は常に試行錯誤の連続で、年齢や性別に関係なく仕事が任されることが当たり前です。「宮崎では自分が成長できない」と思っている人は、実際にベンチャー企業の仕事を見ると考え方が変わるのではないでしょうか。
■第二部 グループワーク
「宮崎で１０００のチャレンジを生むためには」というテーマを６グループで話し合い、発表しました。「UIターン」から「宮崎でIT事業」、「グローバルな人材育成」など宮崎活性化の意見が交換されました。中には自分が起業家になりますと宣言した有望な学生もいました。宮崎の未来は明るい！！
・感想
外見はおしゃれでかっこいいいわゆる草食系の印象が強い濱渦社長ですが、事業を突き動かす情熱に満ちあふれていました。単に事業拡大を進めるのではなく顧客とWin-Winで良好な関係を築くことを大事にし、従業員はそれぞれの仕事で成長しそれぞれの価値観で宮崎で幸せに過ごすというスタイルは多くの宮崎出身者が求めている働き方ではないでしょうか。
濱渦さんおすすめの本：稲森和夫「実学」
濱渦さんが関わるサイト：日本の商品をリブランディングして世界へ「Alexcious」
（文：かとー）