将棋は外から見た方が数段強いと申しますが、企業の改善もそう言う面があるのでしょう。
外部から来たコンサルタントの方は、一歩はなれたところから見るからこその、問題点の指摘であったり解決方法であったり出来る点が価値であったりするのだと思っています。
しかし、現実は中々そうはなっておらず、コンサルタントの絵に描いた餅が実現出来ない為に後始末に追われるケースが後を絶ちません。
実際に、私のようなソフトウェアエンジニアはそのような現場に立ち会う事が多々あります。
ITコンサルと呼ばれる分野でよくあるのが、性能不足などで使えない点を、私らソフトエンジニアや残された現場のメンバーで、シコシコ改良して何とか使い物になるように仕上げる事になります。
その仕事の改善目標と、改善による費用が見合ってない結果を見ていないことで発生するケースで、もはや何の為にコンサルティングしてもらったのかわけわからない状態になってしまうのです。
また、商材を持っているコンサルは、売りつけて終わるケースも多々あります。
夢のような改善提案も、それを実現する為には現場が疲弊する程の文書量になり、継続が出来ないという事もありがちです。特にセキュリティコンサルでこのケースは多い。
本来、コンサルタントは多くの経験や学術的な裏付けを持って、アドバイスを行う物だと思います。だから、その多くの学習量や経験に対して対価をはらっているのです。
そもそも、現場の3倍ぐらいの人件費を使っているコンサルタントは、それ以上の効果を生み出さないと価値が無い事を認識して欲しい。
特に若くしてコンサルタント会社に就職した優秀な若者は、真摯に学んでほしい。
新人とはあり得ない程の給与と、対価は、絵に描いた餅の為にあるのではないのです。
そして、コンサルの提案を実行していくのは自分と同じ体力知力の持ち主ではないのです。
コンサルは、残された者達が永続的に実現可能な提案をしてほしい。
結果に責任を持ってもらいたい。提案書にも製造物責任を持って欲しい。
コンサル期間は出向・転籍するぐらいの気持ちで取り組んで欲しい。
成功しなかったら、帰って来れない、転籍先でリストラ。
帰ってくる時に成功報酬。
頼む側の問題も多々あるので、それはまたの機会に。