今日の午前中、1件の決済をしました。

住宅ローンの利用です。

中古住宅で、諸費用込みの実行でした。

借入金額は、今の建売住宅の半額以下です。

借入年数は、35年間です。

今は、40年以上の借入年数も可能ですが、35年間にしました。

 

理由があります。

金利です。

35年間、完全固定型があるからです。

フラット35と異なり、諸費用も含めた実行ができました。

20年間前くらいまでの金利データを把握しています。

今の実行金利は、夢の世界に感じます。

20年前の変動金利よりも、今の35年完全固定の金利のほうが低いです。

 

今の変動金利であれば、実行時でも1%を切っています。

金利だけで見ると、変動金利が低いので「安く」感じる人が多いと思います。

しかし、変動なので、半年ごとに見直しになります。

今の金利のまま延々と続くのであれば、変動が良いです。

 

しかし、30年前くらいから考えると違うと思います。

今は令和ですが、昭和、平成の金利と経済状況を検討すべきです。

いつまでも下がり続けることはない、はずです。

どこかで上昇に転じる時がきます。

上昇の幅が重要になります。

 

建前上、返済金額は上限が設けられます。

代わりに、元金が減らずに利息が増えます。

どこかで家計が大変な時期が来ることがあります。

今のまま、ではないことを考えるべきです。

 

今日、住宅ローンを実行した買主は、とても賢明と思います。

築年数は40年以上経過した物件です。

おかげで固定資産税は、最低額です。

耐震診断の証明書も取得しています。

これで色々な減税が受けられます。

新築=築0年の中古住宅、と分かっている人でした。

 

取得した時点でプラス=財産になる物件です。

不要になれば売却できる物件で、貸した場合は賃料で利益がでます。

富動産です。

多くの新築では、負動産になります。

拘るほど、大きな負動産になります。

 

人生でどの方向に進むかは、その人の選択で決まります。

今回の買主は、安全な方向に進むことができたと思います。

 

建築費が高騰し続けています。

必然的に総額も高くなります。

特に新築の場合、よく考えるべきと思います。

目先の変動金利で考えないほうが良い、です。

また、ボーナス払いを当然のように組み込むことも危険です。

 

返済総額を知ることです。

ボーナスが減額、または無い場合に備えるべきです。

固定資産税の減税が終了した時、住宅ローン減税が終了した時、本当の

支払いが始まります。

年末調整で還付されることが当然と思うような生活になると、急に減税終了時の返済に苦しむことがあります。

 

金利負担も同じです。

金利が通常金利になったときに、気づくことがあります。

基準金利が高い、と感じるからです。

低いとき、甘いときに慣れるべきではありません。

厳しいほうを基準にすべきです。

 

今の金利水準は極めて異常と感じます。

どこかで20年前の「不良債権処理」が多発するときが来るように思います。

競売が激増する気がします。

通常の売却が困難になる残債務の物件が多く出るからです。

家計をどこまで考えているか、そう遠くないときに分かるときが来ます。

 

自分の物件が富動産なのか、負動産なのか、分析することも大切です。

社会情勢が激変することは、容易に想像できます。

他人事ではありません。

いきなり生じます。

住宅ローンの借り方は、借りる前にしっかりと考えるべきと思います。