昨年の春頃から、自宅のリフォーム案を何度も推敲しています。
省エネ基準が変わりました。
Ua値で表示されることになりました。
なりましたが、現時点では建売住宅等で、Ua値を表示した物件は
見かけません。いまだにZEH基準のような表現を見ることが多いように
思います。ZEH、ZEBどちらも今の基準では適切ではないです。
Ua値の表示があっても、そのままでは良いとは思いません。
施工の内容で大きく変わるから、です。
あくまでも机上の数値にすぎません。
実際の施工レベルを客観的に数値化できるようになれば、活用できるように
感じます。
省エネ基準が変わると、税制も変わります。
省エネを推進するために、政府は補助をするようになります。
省ごとに補助があります。
まず、これが面倒です。
専門の省エネ庁でも独立して作るべきと思います。
ちょうど、邪魔だった五輪庁が消えます。
元々すべきではない五輪だったので、早く消えてほしいです。
補助金を充てにした考えは、やめることにしました。
制度がややこしく、実施するまでの時間が相当に必要になるからです。
現在の材料価格も問題です。
価格が安定している、低下しているのであれば急ぐことはありません。
また、入手が通常の状態であれば急ぎません。
昨年から続いています。
材料の供給が不安定なこと、価格が下がらずに上昇し続けていること、です。
住宅のリフォームは、省エネを中心に検討してきました。
すると、必然的に最も熱の出入りが大きい窓、外壁、屋根を考えることになります。
外壁と屋根を改良する場合、2階建ての場合は足場が必要になります。
足場を設置するなら、関係した工事は一度にしたほうが得なことが多いです。
この路線で考えを深めていくと、大掛かりな工事になっていきました。
そこで、考える方向を変えてみました。
まず、補助金を充てにしないこと、です。
次に、一度に全部の工事をしないこと、です。
部分的に、比較的ラクに工事ができる内容から、と考えてみました。
最も簡単なのは、部分的な「内窓」の設置です。
今の自宅には、2階部分に雨戸がありません。
14年前なので、サッシはアルミと単板ガラスのみ、です。
このガラスを変えるかどうか、悩みました。
変えると処分が発生します。
処分しない=有効利用するには、と考えました。
内窓に防犯ガラスを使うことにしました。
外側は、アルミ+単板ガラス、内窓は、樹脂+防犯ガラス、です。
外側のアルミ、これは耐久性で考えると非常に良いです。
その代わり、熱を伝えやすいです。
学生時代、アルミの研究をしていたので透過型電子顕微鏡で原子レベルで
把握しています。性質を知っているので、どこに使用するかを正しく検討できます。
サッシを1枚で対応しようとすると、断熱性を向上するには樹脂以上になります。
その代わり、雨がかかる部分なので、耐久性に問題が生じやすいです。
1枚ではない考えをする場合、適材適所となります。
外側はアルミ、室内側は樹脂、かなり相性が良いと思います。
ペアガラスが普及しています。
しかし、1枚のサッシの場合、空気層は数ミリです。
内窓=二重窓の場合、数「センチ」になります。
空気層が厚くなります。
断熱材として、空気は優秀です。
二重窓で断熱性と遮音性がかなり向上します。
費用対効果を実際に味わうため、あえて部分的に実施することにしました。
1Fはそのまま、2Fだけ全ての窓を二重窓に替えます。
これで実験することができます。
学生時代の実験をする訓練が活きてきたのかもしれません。
掃き出し、腰窓、小窓に内窓を設置します。
どの程度、今までと変わるのか、自分で体験することができます。
工事内容が少ないので、設置も時間的にかからないと思います。
材料も少量なので、作業をする業者もしやすいと思います。
この2Fの工事を行い、一定期間は実験するために次の工事はしません。
一定レベルのデータを得てから、1F部分の工事をするかどうか、考えようと
思います。
良いデータであれば、費用を考慮して次の段階に進むことにします。
外壁と屋根は、最後の段階で行うことにします。
部分的に効果を確認しながら進むことが、結果として良いのではないかと
思います。