近年の災害は水が起因していることが多いです。

いい加減にしてくれ、というレベルになってきました。

水害です。

通常は大雨が原因で発生します。

床上浸水になると、被害が大きくなります。

水が引いた後も、簡単には修復できません。

立地条件が水害に遭うかどうか、調べるべきです。

 

もう一つ別の水害があります。

この水害は、平穏な時でも生じます。

水没はしません。

一般的な水攻め、ではありません。

意味が異なる水攻め、です。

 

「断水」です。

水道供給のメインの配管、導水管が破損した場合です。

複数の導水管がある地域は少ないと思います。

地中や道路に埋設されている場合、導水管の破損はあっても、

修復は比較的速いです。

 

しかし、川を横断するような場合、橋に接続されることが多いです。

その橋が経年劣化で「落下」することがあります。

橋にくっついていた導水管も落下します。

導水管が「切れずに」落下したのであれば、取り合えず、供給はできる場合も

あります。しかし、多くは落下により、「切れます」。

すると、完全な断水です。

導水管なので、かなり多くの人や企業に影響します。

地域が断水となるからです。

地震も大雨も発生していない、平和な時に「突然」発生します。

 

これも予告はありません。

むしろ、目視等で月に1回は点検もされています。

それなのに、いきなり発生します。

発生すると、復旧が厄介なことになります。

橋を復旧するのは時間がかかります。

この橋の復旧は「後回し」にし、導水管を何とかすることが

優先されないといけません。

 

ここで、関係自治体の長の力量が問われます。

このような事態が起きた時に、想定していれば対応が速くなります。

全く考えていない場合、右往左往することになります。

住民が被害を受けます。

 

水道については、高度経済成長期に配管が継続使用されていることが

多いです。50年近く経過しています。当然、劣化しています。

更新すべきです。

更新できているかどうか、が重要になります。

 

自然災害ではなく、インフラの劣化による災害も考慮することが必要です。

本当に安心して生活できるのか、多くの視点で検討することが良いかと

思います。