今年の1月から新築を検討中の買主がいます。

当初の予定地でも事前審査は承認されていました。

ただし、条件が付与されていました。

その条件が当時はクリアが困難でした。

無条件にすると、85%程度まで減額されることになっていました。

 

その後、建物について希望を満たすことができる施工者との

打ち合わせを続けていました。

非常に高度な要求内容のため、工事価格が上がっていました。

ハウスメーカーであれば、おそらく実現不能でした。

工事は可能でも、価格が根本的に合わないからです。

 

価格を抑えることが難しい案件ですが、今回はクリアしました。

Ua値=0.26~0.30での内容です。

北部九州であれば、G3レベルです。

それを限界まで価格を抑えて実現することができました。

 

土地は当初と変わりました。

場所は前回の近くですが、条件が大幅に改良になりました。

土地価格はあがりましたが、不動産上の価値は向上しています。

保有して良い不動産です。

 

数か月経過し、建物の内容が細かく決まったことで、融資の審査をする人に

可能な限りの資料を渡すことができました。

金融機関の査定者でも、新省エネ基準等は全く知らないことが多いです。

性能の意味を理解しやすいようにすること、これに頭を使いました。

以前までのZEH基準等は、非常に曖昧な基準でした。

しかし、新基準では地域ごとに必要とする基準を数値化しています。

その数値によって性能が分かりやすくなりました。

 

性能が上がる=価格が上がる、当然です。

特に最高性能レベルの場合、使用する材料と、気密の数値など

相当に高いレベルになります。

自動車であれば、まず燃費性能です。

最良レベルの燃費基準を持ち、安全性を有しながら低価格にする、という

難問をクリアすることと同じです。

 

銀行も尽力してくれています。

かなり魅力的な融資内容を提示してくれました。

 

今回の事例でも改めて思います。

やはり「進んでよい場合はスムーズに進むが、退くべき場合は障害が

発生する」ということについてです。

 

無理に進むべきではない、再考すべき、という見えない知らせがあったのだと

思います。

現在の国内の状況から考察すると、五輪が再考案件と思います。

多くの障害が発生しています。

困難を乗り越えることと、再考し退くべきことを混同してはいけないと

思います。

これを的確に判断する力、これが胆識と思います。

これが無いから、弱いから正しい判断ができずに狼狽しているようにも見えます。

 

政治は特別なものではないと思います。

一般人の生活の集合体と思います。

特殊な考え方ではなく、普遍的な考え方をすべきです。

地に足を付けた生活者の視点で正しく考えることで、多くの問題を解決できると

私は考えます。