現在の車両は衝突安全性の向上を重視し、肥大化し続けています。

大きければいい、ではないはずです。

この考え方は50年前の米国車に多かったと思います。

やたらデカい、長い車が普通でした。

当時は長さで衝突エネルギーに耐える、という発想でした。

ですが今は違います。

エネルギーを緩和、吸収することが可能になっています。

また、そもそも衝突しなければいい、衝突前にエネルギーを低くすればいい、という

発想ができるようになっています。

すると、小型化が可能になるはずです。

今の車両で日本国内に適した車両は、軽規格の車両です。

理由は、建築基準法42条1項が変わっていないため、です。

この規定は、4m道路に2mの接道義務、という意味です。

最も狭い道の幅員を4mとしています。

間口を2mにしています。

間口が2mで、通行可能な車両は非常に限られています。

車両の幅は、「ミラー」を含めた幅で考えないといけません。

1,800mmの幅でも、ミラーを加算すると2mを超えます。

これでは通行できません。

軽であれば、ミラーを含めても通行可能です。

建築基準法を改正し、6m道路に3mの接道とすると、大きく変わります。

なぜ、国会はこの規定を見直そうとしないのか、疑問です。

狭い道で、肥大化した車両による交通トラブルが生じています。

車両を小さくするか、道を拡大するか、二択です。

道を拡大するほうが、時代に適していると思います。

道が広くなると、軽規格は不要になってきます。

世界的に軽規格と税制の優遇について見直しを求められています。

応じるなら、道を広げるべきです。

広げる気が無いなら、車両を縮めるべきです。

少なくとも現行法であれば、軽規格が中心になるべきです。

また、日本特有の規格でもあり、むしろ世界に発信すべき内容とも思います。

これを誰が率先して行うのか。

公用車を使用する自治体です。

その長が範を示すことです。

真逆の考え方の知事や町会議員がいます。

恥を知れ、と思います。

公職ではなく、ただの私人であれば勝手にしてかまいません。

その人の頭のレベルが見えるだけです。

中には公用車を軽に変更した自治体もあります。

軽が良い、という単純な発想ではありません。

現在の建築基準法から逆算すると、軽になる、という考え方です。

当然、耐久性や安全性も問われます。

少なくとも極めて激しい競争にさらされている軽自動車では、問題になりません。

維持費、耐久性、安全性、「法定速度内」であれば、優秀と感じます。

軽という言葉は適切と思いません。

1t超の車両がゴロゴロあるからです。

軽い、とは言えなくなっています。

住宅のように言葉で分けるべきです。

長期優良住宅のような車両が軽自動車です。

長期優良小型車、とでも名称を変えるべきです。

世界的に道が狭い国は多々あります。

耐久性を重視する国も多数あるでしょう。

そのときに日本の優秀な車両は誇るべきと思います。

当然、その国ごとに求められる内容が違います。

変更は必要でしょう。

少なくとも日本は気候や使用条件は過酷です。

ここで鍛えた車両は、多くの国で重宝されるはずです。

これは政策です。

国内の自動車産業の40%を占める軽自動車を、伸ばす余地があります。

コロナ対策にもなってきます。

国内の雇用の創出にもつながります。

伸ばす気が無いなら、直ちに道路の最低基準を見直すべきです。

道は変わらないのに、車両だけ肥大化すると、非常に危険な国になってきます。

選挙で問うような候補者も見当たりません。

目先のことしか考えない、適法なら何をしてもいい、という議員しかいないのか、と

残念に思います。