物件に縁が関係あるのか、と思う人はいるでしょう。
単に買うかどうか、借りるかどうか、という意思の問題であり、
縁があるかどうかなど関係ない、と思う人のほうが自然かも
しれません。
ですが、不動産業に携わり、20年以上経過してくると縁の影響は
強く感じることがあります。
なぜか?
また、縁が影響していると思われる、通常ではあり得ない状況が
生じたからです。
今までも色々とありましたが、今回は予測不能の出来事でした。
予測するはずがない、と言ったほうが適切かと思います。
住宅ローンの事前審査まで完了し、事務手続きをするのみ、という段階で
買主の都合で購入不能な事態になったからです。
今回の内容は厄介になる寸前でした。
契約「前」だったので、何も発生しないことが救いでした。
もし、契約「後」だった場合、違約金等の問題になっていました。
何が起きたのか?
事故ではありません。
事件です。
新聞に掲載されていました。
なぜ時間に正確で約束事を守る買主が、全く連絡できないのか疑問でした。
始めは交通事故か急病を考えました。
幸い、これは違いました。
身体面は無事でした。これには安心しました。
しかし、そうではない問題が生じました。
新聞に掲載される=刑事事件等が中心になります。
契約手続きの約1時間前に、逮捕されていました。
県の迷惑行為防止条例違反での容疑です。
証拠品のスマートフォンが押収されていますので、当然、連絡がつきません。
今朝、新聞を読み驚きました。
電子版の新聞を読み始めて、驚いた最初の記事となりました。
関係者に大急ぎで伝えました。
契約できないことを知らせました。
まさか、このような内容で契約できなくなるとは思っていもいませんでした。
何が起こるか分からない、塞翁が馬、を改めて考える機会となりました。
紙での新聞は日経のみです。
日経には経済以外の内容は、ほとんど書かれません。
そのため、地方版の情報が不足します。
それが少し前から電子版で地方紙を読むことにしたことで、今回の記事を
速く知ることができました。
タブレットでは記事をスクラップして保存までは可能です。
印刷はできません。その代わり、PC版では保存はできませんが、印刷は可能です。
今回のケースから、電子版の活用方法の一つが分かりました。
あらためて内覧を断った人に連絡しました。
来週、案内する予定です。
また、銀行で事前審査が否決された人にも、フラット35での手続きを勧めています。
審査基準と内容が異なるから、です。
本当に必要としている人で、最も強い縁のある人が、物件を手に入れることができるように
思います。