感染経路不明、が6割くらいになってきているように思います。

誰と接触したか、どの感染者といたか、ではありません。

「いつの間にか感染」=経路不明が重要と思います。

 

空気感染、が最も怪しいと感じます。

どの空気環境で感染したか、です。

交通機関内、建物内、どれも疑わしくなってきます。

 

空気環境がポイントと思います。

電車内、これは距離が近い場合がポイントと思います。

国内の電車は、車両当たりのドア数が多いので、一定程度の

空気は開放されると思います。

バスの場合、乗降口のみでしょう。

窓を積極的に開けているほうが安全かと思います。

 

建物の場合、マンションでは階数がポイントと思います。

20階建て程度であれば、少なくとも居室の窓は開閉可能なはずです。

全開にすることで、ある程度の換気は可能と思います。

これが機械換気のみだと問題と思います。

室内の空気が入れ替わるまでの時間が長くなるからです。

その間に、感染者がいた場合、汚染された空気で呼吸する

可能性が考えられます。

 

高層マンションの場合、特にタワー型の場合、基本的に窓は

開きません。これが空気環境の入れ替えに問題だと思います。

さらに、エントランスホール、エレベーター内、階段内、ともに

空気が入れ替わることは少ない構造が中心です。

ここに感染者がいた場合、汚染空気が低層から高層階まで運搬

されます。しかも、窓は開かないので、換気は機械換気頼りです。

その換気が行われるまでに、呼吸することで感染する恐れを

検討しないといけないと思います。

菌ではなくウィルスです。菌の1/10程度の大きさです。

浮遊している時間が重要と思います。

高気密化したことが仇となっていると感じます。

 

高層マンションやビルだけではありません。

最近の戸建て住宅も同様です。

窓を小さくし、またははめ殺しにし、機械換気で対応した

高気密な住宅が増えています。

省エネ基準が厳しくなり、高気密化が進んでいます。

隙間が非常に少なくなってきています。

 

これが問題です。

隙間が無い、隙間風が無い、これは通常時であれば好ましいです。

ですが、コロナの場合、いつまでも室内に残ってしまう恐れがあります。

しかも窓が小さい、開かない構造の場合、室内の換気が機械換気の

能力次第となります。

 

昔の住宅のほうが、ほっといても換気ができていました。

断熱性能では今の住宅よりも圧倒的に低いですが、換気能力という点では

相当に優れています。

高気密・高断熱という言葉は誰もが感心を示すでしょう。

高断熱は良いです。

しかし、高気密については検討すべきかと思います。

高断熱を追求すると、必然的に高気密になってきます。

ここを、ある程度の断熱性能に抑えるべきと思います。

 

住宅内で汚染空気が「抜けない」ことは、感染者増につながります。

ウィルスが侵入してきても、窓を開けて普通の風通しで「追い出す」こと

で対応できます。

住宅性能の基準も見直すべきと思います。

コロナの教訓は多方面で出ているように思います。