嘉麻市鴨生の売家は引渡の準備中です。
現在、借主がフラット35の正式申込手続きまで完了しています。
審査は承認されました。
次は、物件の検査=適合検査です。
一般の銀行と異なる手続きが、この適合検査です。
フラット35の基準を満たしているかどうか、を検査します。
費用は5~6万円かかります。
ですが、物件の検査ができること、金利の優遇があること、
35年間完全固定であることなどのメリットが受けられます。
私自身が建築士ですが、適合検査ができるように登録していません。
不動産がメインなので、不動産を優先しています。
ですが、耐震診断や耐震改修もできます。
すでに簡易検査は私自身で行っています。
検査員もかなり検査がしやすい物件と思います。
この検査をクリアすると、適合検査の証明書が発行
されます。
これを手続きをしている金融機関に提出し、最後の
金銭消費貸借契約をします。
これで決済が可能になります。
テレビ番組では「売りました~」とずいぶん簡単に言っている
内容を目にすることがあります。
実務では「ありえません」。
無事に引き渡すまでに色々と確認しないといけないことがあります。
地面師だっています。
権利関係のように目には見えにくい部分、建物や土地そのものの
物理的な部分、事件や事故がなかったかという心理的な部分など
多くの確認事項があります。
さらに減税が受けられるかどうか、も必要です。
現金の場合、融資の場合で異なります。
現金であれば、資金の出所も念のため確認しておく
必要があります。
マネーロンダリングも有り得るからです。
不動産業の現場にいると、ヘタなテレビドラマよりも面白いと
思うことがよくあります。
今回も売主が共有だったことから始まりました。
共有の恐ろしさや面倒さを改めて実感しました。
しかも依頼を受けた時と契約する時で意思表示が
変わるという厄介なことがありました。
共有で売却する場合、民法では変更と言われますが、
全員の合意が必要です。
今回は売主の代表者が全員の合意を得たから売却します、という
意思表示を受けて媒介を受けました。
それが契約段階になって反故にされました。
さすがに困りました。
そのせいで年末には引渡ができるはずだったのですが、共有を
単独にするための持ち分買い取りなどを行ったので、ここまで
伸びました。
伸びましたが、買主の協力もあり引渡の直前になりました。
一部始終を買主には伝えています。
理解して頂いたうえで進めています。
暖かくなる来月の中旬には引渡ができると思います。