ロシア国防省、ウクライナによる新たな挑発行為とフェイクニュースについて警告
Russian Ministry Of Defence Warned Of New Staged Provocations In Ukraine
5月10日【South Front】リンク より翻訳
また「ロシア軍の戦争犯罪」を作り出して非難するため、ウクライナ政権が新たに「演出」をすることで挑発行為を行いロシア軍を陥れようとしていた、とロシア当局(人道対応合同省庁間調整本部)が警告を行った。
ロシア人道対応合同省庁間調整本部とは、管轄の連邦行政当局および法執行機関と協力し、ウクライナ当局による民間人への非人道的な扱い、および自国民に対するはなはだしく残忍な挑発行為に関する数々の事実を詳細に記録し続けている。
ここで改めて強調したいことは、
●特別軍事作戦(ウクライナ戦争)の間、ロシア軍は民間人をとても人道的に扱っていること。
●病院や住宅、教会、幼稚園、保健所、学校、その他の民間施設を戦闘部隊の避難所や兵器の配備に利用するウクライナの武装組織とは異なり、ロシア軍は民間インフラ施設への攻撃は行わないことだ。(参照)
・ヴィーンヌィツャ州モギレフ・ポドルスキでは、ネオナチ部隊と外国人傭兵が学校の建物に拠点を構え、倉庫に軍備と武器を装備。そして近くの家の市民を地下に強制的に収容している。
(画像:ヴィーンヌィツャ州、日本語ウィキより)
・ルハンスク人民共和国のリシチャンスクでは、ウクライナ軍兵士が学校にある防空壕から女性や子供、高齢者を強制的に追い出し、そこを弾薬庫とした。(同地域)
(画像:西側の報道の一例)
・ハリコフ州スロボジャンスコエでは、ウクライナのネオナチ部隊が文化会館の建物に拠点を設け、周辺に戦車や装甲兵員輸送車を配置。文化会館への入り口に地雷が仕掛けられているが、地元住民には意図的にこの事実は伝えられていなかった。
(画像:リンク)
これらの事実は、自国民に対する戦争犯罪の免責を完全に確信している現在のウクライナ当局が、国際人道法およびジュネーブ条約に謳われている一般に認められた民間人の人道的扱いの原則をあざ笑うように無視しており、ウクライナ政権にとって民間人の命は全く重要ではないことを証明している。
同時に、国連やOSCE(欧州安全保障協力機構)、赤十字国際委員会、その他の国際人権組織は、米国を中心とする西側ハンドラーの完全な承認を得て、ドンバス共和国の住民やキエフ支配地域のウクライナ市民に対してウクライナ軍部隊が行った数々の戦争犯罪を見過ごし続けている。
キエフによるあらゆる困難と障害にもかかわらず、この24時間、ウクライナ当局の関与なしに、1,106人の子どもを含む8,787人が、ドネツクやルガンスク人民共和国、ウクライナの危険地域からロシア連邦に避難した。特別軍事作戦の開始以来、210,224人の子どもを含む、合計1,208,225人が避難している。
(翻訳ここまで)
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【コメント】
「ウクライナ政権の戦況に関する情報はほとんどが、48時間以内に論破されている」とうまいことを言っている人がいましたが、本当にそうなのでね。
今回のようにロシア国防省は、ウクライナ政権がまたフェイクニュースでロシアを批判しそうな場合に、事前に警告を発していることがよくあり、私もたまにテレグラムで発信しています。
そしてさっそく、ウクライナ軍がこんな怪しい動きをしていました。
最新の戦況マップがこちら。
(ドネツク周辺の戦況:出典リンク)
(ハリコフ周辺の戦況、最新版:出典リンク)
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