アサド大統領夫妻がダマスカスの教会のコンサートに突撃訪問
Assad makes surprise Christmas visit to Damascus church (PHOTOS)

12月19日【RT】https://www.rt.com/news/326541-assad-visit-church-damascas/ より翻訳


(画像 12月18日教会を訪問したアサド大統領夫妻と記念撮影をする市民ら © HO / AFP)





シリアの首都ダマスカスにある教会で、クリスマス・コンサートのリハーサルが行われていたところにバッシャール・アサド大統領が突然訪問し、多くの参加者らを驚かせました。

ダマスカス市内郊外東部にあるグータ地区内のジョバルは反政府軍が支配していますが、そこからわずか2km離れた場所に古代の大聖堂Notre Dame de Damas Churchがあります。

そこでは「Joy Choir(喜びのコーラス)」の参加者がクリスマスイブの上演に向けて練習を行っていましたが、そこにシリアのアサド大統領と彼の妻、アスマ夫人が訪問したことを国営放送が土曜日に伝えられました。



https://twitter.com/Presidency_Sy/status/677914440231231489



大統領夫妻には笑顔が見られ、グループの参加者らと写真撮影をしたり、クリスマスの詩の朗読を聞いていました。この教会は、金曜日に迫撃砲による攻撃を受けた場所でもあります。




(画像 https://twitter.com/sayed_ridha/status/677910648412499968)



(画像 © HO / AFP                 )



金曜日、国連安保理ではシリア国内での休戦と政治的解決を求める決議が満場一致で採択されましたが、この訪問は決議と時を同じくして起こりました。

安保理決議は、シリア大統領の今後の処遇についての言及は避けられました。





(翻訳終了)



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【コメント】

今日12月21日は、先日の記事のみんなで歌を歌う日です。
今からちょっと練習でもしておこうかと思ってますが、楽しみですね♪「天使の歌声」の娘と一緒に歌います♪(親ばかですね)

多くの方にシェアをしていただいて、とても心強いです。ありがとうございます。

世界で同時に平和の歌を歌ったらどうなる? 12月21日に皆で同じ歌を歌おう


しかも今日は冬至。私たちの住んでいるイギリスでは、日の出が遅く、日没も3時頃から始まるくらいでけっこう暗い感じなのですが、これから日がどんどん長くなると思うと嬉しいです。地球にとっても節目の時ですね。この節目のエネルギーで、地球上の私たちの状況も大きく変化するかも?


そんな平和を考える日に、少し遅れましたがこのアサド大統領の記事をどうしてもアップしたくて。

西側メディアでは、彼は国内で市民を虐殺、抑圧している独裁者として描かれているようで、西側メディアが彼にインタビューする際にもメディア側の態度が非常にぞんざいで無礼なこともよくあるのですが、この写真の市民の顔を見るだけでも、とてもそのような「独裁者アサド」のイメージが崩れ去ります。





シリアに関する真実と西側の嘘
The Truth about Syria and Western Lies



西側メディアで報道されていた「市民を虐殺する」アサド政権の画像の後、虐殺されたはずの市民が笑顔でカメラに向かっています。

政府軍スナイパーが市民を殺害している、という情報についても、そのようなスナイパーは西側から送られた工作員であるとも。

シリア国内の死者数、負傷者数などは「シリア人権監視団」という冗談のような組織が西側メディアにむけて発信していたため、西とシリア・ロシアなどからの死者数がまったく異なるなど、情報が混乱していました。


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そしてシリア国内には、世界でも最古のキリスト教会が現存しています(アンティオキア総主教庁)。昔から宗教が混在した状態で、他国からの難民に対しても宗教の如何を問わずに受け入れていたシリア。

数年前からシリア国内では、テロリストや反政府軍、連合軍などによって言葉にできないような残虐な暴力行為が行われてきました。写真の教会でも数日前に爆撃があったということです。

そのようなシリアに、問題がまだありつつもようやく平和への可能性が開けてきたのは非常に嬉しいです。またシリア国内の問題が解決することにより、欧州国内へ押し寄せている「シリア難民」の問題も自然に解消されるのではないでしょうか。

教会の人たちはアサド大統領夫妻の訪問ということで隠し切れない笑顔の人ばかりですが、こんな笑顔が恒常的に世界中に広まりますように。