人類が忘れてしまった人生の12の最大の秘密

The 12 Biggest Life Secrets Forgotten by Mankind

12月11日【My Science Academy】http://myscienceacademy.org/2014/12/11/the-12-biggest-life-secrets-forgotten-by-mankind/


私が人生について熟考すればするほど、確固とした一つの認識に到達します。つまり、現代の人間にとって最大の不幸の元凶であり窮状を招いているものは、忘れやすさだということです。

徐々に忍び寄る不安感のように、忘却はすべての人類の存在や行動に入り込んでいます。

個別的に、集合体として、歴史的あるいは文化的に、私たちは呪文にかけられたかのように忘れてしまうのです

私たちは、過去だけではなく現在の私たちの立ち位置や、未来への責任も忘れています。

個人的なレベルでは、私たちのエゴ(自我)に基づいた意識がこの忘れやすい状態を維持する任務を負っていますが、これは全体としての私たちの存在のつながりを、そして相互につながりあった命と普遍的な意識を断ち切ることがその目的です。

集合体としてのレベルにおいては、この忘れやすさは社会的、あるいは文化的な手段を主に用いて、例えば無意識の消費主義や本物ではないライフスタイル、物質主義的な考え方のリアリティに恍惚とした状態にされることで永続させれ強化させられています。


明るい側面を見ると、私たちはみんなが思い出し(re-member)、自由に自分自身や宇宙に再びつながる(re-connect)チャンスがあるということです。

思い出す力というものは、自己の発見や認識への精神的な道の中核にありますが、ここに、私たちが忘れたと私が考えるもののリストを挙げました。そして何よりも、これは思い出すべきことのリストでもあります。


1.私たちは自然界の中の自分たちの居場所を忘れました

過去200年の間、私たちは自然から自分たちを分離させてきました。

私たちは自然を搾取し、略奪し、消費してコントロールしようとしています。これは、自己陶酔に駆り立てられた私たちの欲望を満たすことが目的です。

自然の生命の循環から、私たち自身を遠ざけようとしていました。私たちは自然のリズムや地球の周期、つまり地球からのサインであり、言葉であるものを聞いたり、理解する方法を忘れました。私たちは自然の道に従うことと、自然とバランスを取って生きることを忘れました。


2.私たちの生命と宇宙(コスモス)のつながりを忘れました

自然から自分たちを遠ざけることで、私たちは自然や宇宙のと深く結びついていることを忘れました。

いわゆる「文明」の外縁周辺に住んでいて、先祖から伝わる生き方に従ういくつかの部族は、尊敬と崇拝の念を持って自然とのつながりを維持しています。

私たちは、その一方で分離感を埋め込まれました。これにより私たちはバランスを失い、病気(dis-ease)に駆り立てられることになります。

すべての意識は相互に接続していて、繊細で美しいダンスのように織り上げられていることを、私たちは忘れましまったのです。


3.私たちの祖先から伝わる知恵を忘れました

私たちは、祖先からの知恵を忘れました。私たちの頭の正当化を通して、化学的な知識を得るための探求の旅の中で、私たちの心を開くことにより、私たちは知恵を忘れました。

宇宙と調和を保って生活していた予言者や古代の賢者から受け継がれた、先祖からの物語や世間の知恵を私たちは忘れました。


4.私たちの道筋と夢を忘れました
私たちの内面の道筋からずれて離れたため、私たちは人生の夢を夢見ることを忘れました。

もっと大事なことに、その夢から目覚めて、夢見る者として人生を共同製作する者としての自分の本来の性質を見ることを、私たちは忘れました。

私たちは自分が夢を編み出すことのできる力を持っていて、直接的にこの夢が実現する意志の力を使うことを忘れました。


5.私たちの目的を忘れました

この濃厚なリアリティの中はおしゃべりや騒音、注意を逸らすものが多すぎるため、私たちはここに何をしに来たのかを忘れました。

私たちは自らの目的を忘れました。私たちは、偽造された合意に基づくリアリティにトランス状態に捕らえられています。

私たちは自分たちの信頼性を見失いました。私たちを幸せや自己実現に駆り立てる、あの内側のスパーク(火花)です。

私たちは、物資的形状の化身となり、親しみの持てる宇宙に埋め込まれた精神としての存在として明確に理解されるためにここにいることを忘れました。


6. すべてが愛であることを忘れました

占い師(予言者)だけが、すべての人間が内包している真実であると理解できる最も深遠な謎はおそらく、これでしょう。

しかし、その真実は私たちの内部の奥深いどこかに隠れています。どこかの時点までは私たちは知っていたのですが、その真実から遊離してしまいました。あらゆるものは最終的にはエネルギーであり、意識であること、そしてあらゆるエネルギーや意識を走り抜けている存在の基本的な構成素材は愛であることを私たちは忘れました。


7.許すことを忘れました

私たちは他者やその他のあらゆるものと分離され、つながりを失ったものと信じ込ませられたために、私たちは許すことを忘れました。

最も深い意味での許しとは、私たちはすべての人間とものと一つであり、被害者も加害者も存在しないことを自分に思い出させる行動をいいます。私たちが人生と呼ぶ、活動的な蜘蛛の糸状のものの中で、私たち全員は一緒になろうと動いているだけなのです。


8.自由になることを忘れました

毎日、この一つのことを自分に思い出させてください。私たちは自由になるために作られたということをです。

私たちは、自由というものが単なる概念(コンセプト)にすぎない「リアリティ」の中で生まれて育ちました。

私たちは、恐怖や誤った考え方、偽物のイデオロギー、そして物質的報酬によって足かせをされ、ごく少数の人間の利益を安全に保護するために築かれた規則や法律の人質とされています。

私たちは変化の自由な主体であるということを忘れさせられました。私たちには、恐怖や罪悪感を感じずに本来の自分である自由があります。


9.私たちの本当の力を忘れました

恐怖の中で生きていく中で、私たちは自分たちの力強さを忘れました。私たちのリアリティを変えようとする、自分の意志や意図の膨大な力を忘れました。

私たちは夢遊病患者のように、既製の合図にロボットのように考えずに従うようなトランス状態にあります。


10.歴史から学んだことを忘れました

歴史が教えてくれることがあるとすれば、それは私たちが学んだことをどれだけ早く忘れるかということでしょう。

何度も何度も繰り返し、私たちは同じ間違いを繰り返し、強欲と自己破壊という同じパターンに捕らえられています。

人類が過去に犯した過ちについて個人的に批判されるべきではありませんが、私たちは個人として、過去の間違いを思い出し、集合的な精神に受け渡す責任を負っています。


11.シンプルであることを忘れました

人類の生活はもっと複雑で込み入ったものになりました。「もっと(more)」というキラキラしたものに誘惑されますが、「より少ない(less)」ことの魅力には魅惑されません。

私たちはシンプルであること、そしてシンプルであることの意味を忘れました。人生は本当は単純なものです。

シンプルであることとは、私たちが忘れた人生の目的やその他の真実を見失わせる必要でないものや考え方をすべて捨て去ることを意味しています。


12.信頼することや信じること、そして感嘆することを忘れました

世界の魔法を私たちは忘れました。人生の奇跡に驚嘆することを忘れました。その威厳を畏怖して立ち止まったりしません。

私たちの世界に対する懐疑的で斜に構えたような考え方のために、私たちは自分自身やこの大宇宙の魔法を信用することを忘れてしまいました。

 私たちは信じる方法を忘れてしまいました。あらゆる悲劇の中でもこれが最大のものであるかもしれません。これによって私たちの魂が弱く貧しいものになりました。







この記事はギルバート・ロス氏が記したものです。興味のある方は彼のFacebookTwitter, Google+ 、 彼のブログSoulhikerをチェックしてください。さらに、彼の講座はUdemyで受講が可能です。


(翻訳終了)




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「世界が本当はどのようなものかが見え始めるという、



人生を変えたあの瞬間」







【コメント】

真理にしろ何にしろ、だいたいの答えは自分の中にあるものではないでしょうか。


どこか遠くに自分探しの旅に行ったり、良書を読んだりなどの行為は、その自分の中の答えを引き出したり明確にしたりするための「触媒(きっかけ)」になりえるものだと思います。