ダライ・ラマにひげを引っ張られるラッセル・ブランド

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http://youtu.be/ADJhErmJuoQ(ニュースの動画)


MSNBC(アメリカの民放テレビ局)のニュース・キャスターがあまりのことに言葉を失った。マスメディアがどうでもいい表面的なことばかりに固執して、本当のニュースから目をそらさせようと画策していることをコメディアンのラッセル・ブランド(Russell Brand)が指摘したためだ。


ブランド:「(マルコムXやガンジー、チェ・ゲバラ、またイエス・キリストは)文化的な点において意義深い存在です。また彼らのアイコン(偶像)は思想や意義を規定するために使われましたが、そのアイコンの使われ方にも重要な意味があります。彼らはみな、大義のために命を費やした人達であり、また彼らのアイコンには何らかの意図が割り当てられていますが、おそらくその意図は彼ら自身が目指していたのとは違う風に使われているといっていいでしょう」


ブランドが自分のツアー(「メサイア・コンプレックス(Messiah complex)」の説明を始めるやいなや、ホストのMika Brzezinski(青のドレスの女性)は尻込みし始める。


その後、撮影現場すぐ後ろでツィートを行っているという同テレビ局の「俳優」軍団について、ブランドは、そのセッティングはこの番組が最新ニュースの温床であるという印象を与えるための小道具に過ぎないと言ってからかった。


そしてブランドが、マスメディアとは「特定の隠された底意に適合するように」情報を変えるのがその業務であり、視聴者は巧みにコントロールされているという点を指摘すると、キャスターらは目に見えて居心地が悪そうになり始めた。


キャスターらは、ブランドの指摘した点について対処する代わりに彼のアクセントや服装について掘り下げ始めた。


「あなたたちは、まるで私がここに存在していない上に、私が地球外生物でもあるかのように話すんですね」ブランドが答える。「平然と私のことを物扱いして下さってありがとうございます」


「ちょっと緊張しちゃうわ」とBrzezinskiが返す。おそらく自分の番組で本物の人間のように行動するゲストを迎えたことがほとんどないのだろう。


会話が支離滅裂になり始めた頃、ブランドが「あなた方、これでも本当にプロなのですか?」と聞き返してから、番組をハイジャックし、NSAのスパイ事件エドワード・スノーデン(Edward Snowden)やブラッドリー・マニング(Bradley Manning)について話し始めた


「表面以上のことをみましょうよ。時事問題にとって、それが問題なんですよ。何が重要だったか忘れて、表面的な情報でアジェンダが決められることを認めているんですよ。私が言おうとしているのは、私が着ている服なんて考えないで欲しいということなんです。服装なんかどうでもいい、表面だけのことでしょう。話がそれないようにして下さい」


Brzezinskiが肉体的にも委縮する横でブランドが言い切り、進行役をのっとったまま自分のツアーを手短にまとめて宣伝し
て終わった。


ソース: Paul Joseph Watson / Prison Planet

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【コメント】

最近のラッセル・ブランドの行動


デイビッド・アイクの新機軸テレビ局に出演したいと強くアピール

・学生向けの講演会でダライ・ラマにひげを引っ張られる

「I am Dradley Manning」の動画出演

・ロンドン市長、ボリス・ジョンソンと同時期にBBCの政治討論番組に出演(6月13日)



・・・ラッセルブランドと言えば、イギリスにいた頃は元ヘロイン(アルコール)中毒ネタでセレブ雑誌によく載っているような結構人気のコメディアンでした。


最近はアメリカに行ってハリウッドで俳優として映画に出始めたと思っていたら、こんなことになっていたんですね。


でもここまでやってしまったということは、一般メディアで彼を見るのはこれが最後になっちゃうんでしょうか?(笑) ぜひ people's voice に参加してもらいたいものです。


一番上のyoutubeのリンクにいってもらえばわかるかと思うんですが、このニュース番組の動画へのアクセス数が今現在で、なんと 7,502,992 いっています!
 この番組見て、目覚めたアメリカ人も多くいるかもしれません。