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 第20回西関東吹奏楽コンクール(西関東吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)は7日、甲府市 で中学Aの部があった。越谷市 立大相模中など県勢3校が、名古屋国際会議場 で10月25日に開かれる第62回全日本吹奏楽コンクール への出場枠を独占した。


 川口市 立神根中が初の全日本への切符をもぎ取った。「奇跡だ」。45人の部員たちは喜びを爆発させた。これまでは県大会出場が最高成績だった。「音をただ合わせるのではなく、部員が自主的に考える練習へ変えました」と部長の田中ちよさん(3年)。

 県大会では演奏前に緊張で泣き出した部員もいたというが、この日はのびのびと演奏を披露。「笑顔で演奏しよう」を合言葉に度胸をつけたメンバーには、大きな拍手が送られた。


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