【早読み!週刊誌】ノーベル賞教授の意外な接点(10月8~14日発売)。。。 | 川口市議会議員 わかやまさみ オフィシャルブログ 「いつも笑顔で」Powered by Ameba

【早読み!週刊誌】ノーベル賞教授の意外な接点(10月8~14日発売)。。。

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~時事通信~


【早読み!週刊誌】ノーベル賞教授の意外な接点(10月8~14日発売)

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)でノーベル賞の受賞が決まった山中伸弥・京大教授(50)。「週刊文春」と「週刊新潮」が山中教授の人となりを紹介しているが、「週刊文春」の方が情報量が多く、面白い。

 

 山中教授の実家は「東大阪でミシンの部品工場を経営、母親も家業を手伝うような小さな工場だった」という。父親から「お前には商売は絶対に向かん」と言われ、父親の望み通りに医者(整形外科医)になった。しかし、手術の腕はからっきし駄目で挫折、研究者に転向した。筆者の目を引いたのは、こうした不遇時代の逸話より、研究に対する姿勢だ。例えば、「山中教授にとって研究の原動力は研究の『楽しさ』にある」。また「iPS細胞」は、アップルの「iPod(アイポッド)」の影響を受けて名付けられたという。アップルの創業者、スティーブ・ジョブズ氏のキーワードが「楽しい」だったことを考え合わせると、何やら因縁めく。日米の天才は意外なところで共鳴していたのだ。

 

 ところで、筆者の中で、山中教授のノーベル賞受賞と同じくらいインパクトがあったのは、流通ジャーナリスト、金子哲雄氏(享年41)の死だ。金子氏が連載を持っていた「女性セブン」が、彼の死の直前までの様子を報じている。金子氏は「病気がわかって以降、仕事の喜びが増した」と語っている。また、流通ジャーナリストとしての矜持(きょうじ)から、自らの葬儀も生前にプロデュース。参列者の負担にならないように交通の便のよい葬儀場を選び、「花を飾る位置や遺影、霊きゅう車のタイプ」まで自分で指定していたという。金子氏の著作は、軽やかに書いているように見せて、実は綿密、奥が深かった。惜しい人を失った。

 

 「週刊新潮」は、野田改造内閣で法務相に就任した田中慶秋氏(74)の醜聞。前出の山中、金子両氏と比較するのは、お二人に失礼というもの。だが、人生の変転、人品・人柄について、深く考えさせずには置かない。話は至って単純。田中氏が30年ほど前、暴力団幹部の仲人を務めていたことが判明。田中氏はこの暴力団幹部との関係を利用し、ごみの不法投棄問題や、自身の女性問題などを解決していた。芸能人だって暴力団との親密交際がばれれば、「一発退場」のご時世。範を垂れるべき立場にそぐわない政治家は、早々にお引き取り願おう。

 

 インターネットで動画や音楽をダウンロードしただけで、懲役2年もあり得る改正著作権法が施行された。「週刊朝日」が「気をつけろ」と警告している。この法律、違法か適法かの見分けが専門家でも難しいからだ。例えば、「見逃したテレビドラマや好きな歌手の曲をネットで視聴した」場合、「視聴するだけならばセーフ」。ところが、これらをネットからダウンロードすると、「有償で販売、配信されているものならアウト」。無償、有償の判断なんて簡単にできるのか。しかも、漫画を撮影した動画をパソコンに取り込んでも「セーフ」とか。何が何だか分からない。(花崎真也)