【早読み!週刊誌】安倍バッシングと橋下失速(10月1日~5日発売)。。。 | 川口市議会議員 わかやまさみ オフィシャルブログ 「いつも笑顔で」Powered by Ameba

【早読み!週刊誌】安倍バッシングと橋下失速(10月1日~5日発売)。。。

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ワカ」こと…


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~時事通信~


【早読み!週刊誌】安倍バッシングと橋下失速(10月1日~5日発売)

 自民党の安倍晋三元首相か、「日本維新の会」代表の橋下徹大阪市長か。マスコミの関心は解散総選挙を見据えて、この2人に絞られているようだ。「週刊朝日」によると、この8月には「熱愛」が報じられた2人も、最近、橋下氏が政策について安倍氏とは「違う方向を向いている」と発言し、対決姿勢を鮮明にしたという。橋下氏の参院出馬もあり得るというのが永田町すずめの読みだ。

 それにしても、首相候補の2人の評判は芳しくない。特に安倍氏に対するマスコミのバッシングは異常だ。「サンデー毎日」は「安倍首相なら景気はドン底」として、「脱デフレ」失敗を予想する。デフレ脱却には、量的緩和策を渋る日銀総裁のクビをすげ替える必要があるが、党役員人事で日銀法改正に慎重な甘利明氏を政調会長に起用した安倍氏にはそれは無理だとしている。専門家によると、日銀改革ができなかった場合、1ドル=60円台の超円高になり、失業者は400万人に迫るという。「お友達人事」が早くもマスコミの餌食になっている。

 

 「週刊文春」は、安倍氏の体の心配だ。2007年の首相辞任の遠因となった持病の「潰瘍性大腸炎」について、安倍氏はその後に発売された「特効薬」を服用し、「ほぼ完治した」と語った。しかし、同誌では腸疾患の権威が、当時、辞任の理由として発表されたのは「機能性胃腸障害」で、潰瘍性大腸炎とは別物と指摘。同誌は、薬で「潰瘍性大腸炎は抑えられても、機能性胃腸障害が発症するリスクもある」と安倍氏の健康を危惧する。これぞまさしくマスコミ流の「身体検査」。カツカレーを完食したくらいでは、健康問題への懸念は払拭(ふっしょく)されないということだ。

 

 一方、橋下氏はどうか。各種世論調査で維新の支持率が下がっていることを受け、「週刊新潮」は「出馬予定の誰もが青ざめている」と報じている。支持率急落の原因は、維新に合流した国会議員が「『B級』クラスばかりで、国民の目には『選挙互助会』としか映らないこと」など、幾つかあるようだ。ある政治評論家によると、維新の人気が下火になれば、合流した国会議員が離党する可能性もあるという。安倍氏の対抗馬も、基盤は脆弱(ぜいじゃく)だ。

 

 では、ずっと「橋下待望論」をとなえている「週刊現代」は、安倍氏の総裁復帰をどう見ているのか。「安倍がソーリ? そんなバナナ」というふざけた見出しで分かるように、安倍氏全否定だ。しかし、著名人50人に「橋下新党に期待しますか?」などと聞いたアンケート記事では、見出しに「総理は安倍より橋下でしょ」とあるのとは裏腹に、賛否は「ほぼ真っ二つ」。両論併記した心意気は買うが、橋下氏の可能性に賭けたいのが国民のホンネでは、と記事をまとめるのはどうか。「牽強(けんきょう)付会」を通り越して、「贔屓(ひいき)の引き倒し」になっている気がする。(花崎真也)