【早読み!週刊誌】「尖閣」沈静化は嵐の前の静けさ?(9月15日~23日発売)。。。 | 川口市議会議員 わかやまさみ オフィシャルブログ 「いつも笑顔で」Powered by Ameba

【早読み!週刊誌】「尖閣」沈静化は嵐の前の静けさ?(9月15日~23日発売)。。。

おはようございます。


ワカ」こと…


川口市議会議員のわかやまさみです。


恒例の…


~時事通信~


【早読み!週刊誌】「尖閣」沈静化は嵐の前の静けさ?(9月15日~23日発売)

 尖閣諸島をめぐる中国の反日デモは、とりあえず沈静化したようだ。しかし、デモが最高潮に達した9月15日は、中国各地で異常事態が起きた。

 「週刊文春」では、時事通信の特派員が北京の日本大使館前で行われたデモの様子をルポしている。2万人以上の参加者が「日本人は死ね!」などと連呼しながら大使館前を占拠。若者たちが大使館に石やペットボトル、卵などを投げつけ、中に乱入を試みる。デモが暴徒化し、制御不能になっていく緊迫の場面が描写されている。

 

 興味深いのは2005年の反日デモと比べたくだりだ。今回のデモ参加者は、反日教育に染まった若者だけではなく、家族連れが多かったという。父親に肩車された子供や、喜々として投石をする小学生もいたようだ。特派員は中国のデモ参観者に「運動会に参加するようなレジャー感覚すら感じた」と述べ、「普段の欲求不満を日本にぶつけている」と指摘している。素顔の中国人がわかる重要な証言だ。

 

 今回の日中の緊張の高まりは、尖閣での軍事衝突を想像させた。実際、数千人の中国漁民が尖閣を占拠し、両国が戦った場合、どうなるのか。「週刊新潮」は日本の軍事専門家の「最終的に2週間もあれば尖閣を占拠できる」という分析を紹介し、「現状、日本側の勝利は揺るぎない」としている。ただ、別の専門家によると、日本は「一貫して軍備増強を図っている中国に、2020年には軍事力で逆転される」という。ぬか喜びは禁物ということだ。

 

 日中の尖閣衝突については、「週刊現代」の予想も日本の圧勝だ。しかし「戦後」の日本はその勝利に浮かれている場合ではないようだ。同誌の記事は、尖閣衝突で日本が勝った場合の戦後シミュレーション、「イフ」の世界だが、今後の日中、日米関係を考える際にも役立つ。例えば、米国は日本に「用心棒代」、つまり米軍駐留に必要な予算の増額を要求。中国では極端な反日政権が誕生し、日本製品の不買運動や、レアアースの禁輸など経済制裁が発動される…。もし今回、尖閣問題が沈静化しても、それは嵐の前の静けさなのかもしれない。

 

 「アエラ」は「コレステロール『下げなくていい』」の記事。今、コレステロールに関する日本の二つの専門学会、日本動脈硬化学会(以下、動脈学会)と日本脂質栄養学会(以下、脂質学会)が真っ向から対立しているという。動脈学会は、従来通り、動脈硬化性疾患の一因となるコレステロールを下げろと主張。一方、脂質学会は、高コレステロールと動脈硬化性疾患は無関係で、むしろ低コレステロールが他の病気を引き起こして危険だと警告する。脂質学会は欧米では当たり前となっている最新基準を採用しているうえに、製薬会社との関係性もクリアだという。命にかかわることだけに、ここは国が入って、白黒はっきりつけてもらいたい。(花崎真也)