暴力団排除条例と島田紳助。。。 | 川口市議会議員 わかやまさみ オフィシャルブログ 「いつも笑顔で」Powered by Ameba

暴力団排除条例と島田紳助。。。

わかやです。


「島田紳助引退記者会見」から、早2週間が過ぎ、巷では様々な事実?憶測が飛び交い、違約金が30億円との噂も…


「時事通信」の週刊誌早読みコーナーから以下紹介します。


~時事通信~


【早読み!週刊誌】島田紳助、電撃引退の核心(8月29日~9月4日発売)

 暴力団幹部との親密な交際をうかがわせるメールが発覚し、引退した元タレントの島田紳助氏(55)。なぜ今辞めなければならないのか、他に大きな理由があるのではないか。その核心部分にズバッと切り込んだのが「週刊新潮」だ。

 

 島田氏は自身の不動産取引に関し、暴力団を利用して有利に物件を手に入れていたという。しかも、島田氏は暴力団幹部と一緒になって地上げや競売物件の売買などにも関与しており、両者の間に金の流れもあるようだ。こうしたことから警察は、島田氏を「暴力団のフロント的存在と認定し、『反社会的勢力リスト』に登録」。つまり、島田氏は警察にいわゆる「企業舎弟」と見なされ、マークされていたというのである。

 

 一方、なぜ今なのかという疑問に関しては、この10月から全国の自治体で施行される暴力団排除条例(大阪府などでは既に施行)の存在があるようだ。警察は吉本興業に対し、暴力団幹部と島田氏との関係を改善するよう警告し、さらに島田氏の事情聴取を要請。慌てた吉本側が島田氏に証拠のメールを見せ、説明を求めると、島田氏は観念したように引退を口にしたという。島田氏には東京での不動産取引でも暴力団関与の疑いがあり、逮捕の可能性も指摘されている。吉本興業は会社に累が及ぶ前に島田氏を切ったのではないか。そうでないと、この電撃引退は説明がつかない。

 

 では、島田氏を引退に追い込んだメールとはどのようなものなのか。「週刊朝日」が「『黒い携帯メール』106通全文入手」という記事で、内容を明かしている。抜粋で全部ではないが、これを見れば、島田氏と暴力団幹部との「蜜月」は明白だ。例えば、「こないだ会長の顔みてホッとしました! 縁あって知り合い、ほんまに心ある、関係にさしてもらいうれしいです…」。会長とはくだんの暴力団幹部のこと。会長に心酔し、相手を気遣い、褒めちぎる文章が次々に出てくる。また、この幹部を接待したり、暴力団トップのため、吉本興業の所属タレントのチケット入手に奔走したりしたことを示す一文もある。これはもう完全に「アウト」だろう。

 

 「週刊現代」は、島田氏が暴力団幹部と知り会うきっかけとなった「右翼とのトラブル」について、詳しく報じている。島田氏が関西のテレビ番組で右翼をバカにする発言をし、右翼から街宣車で攻撃された際、それをやめさせたのがこの幹部だったという。しかし、島田氏の発言はあまりにも下劣だ。同誌によると、島田氏は天皇家の象徴である「菊の御門を肛門扱いした」という。これでは右翼が怒るのも無理はない。すべての発端は「しゃべりの天才」が起こした舌禍事件だったのだ。

 

 それでは、島田氏の「退場」で芸能界はどうなるのか。「アエラ」では出版プロデューサーの高須基仁氏がうがった見方を披露。NHK紅白歌合戦への影響を指摘する。暴力団との付き合いが発覚すれば引退という「紳助スタンダード」ができたことで、「『紅白』は成り立たなくなる可能性がある」という。大物お笑いタレントの引退は、これから余波を生みそうだ。(花崎真也)


~以上~