川口市の放射線への対応状況(6月20日)。。。 | 川口市議会議員 わかやまさみ オフィシャルブログ 「いつも笑顔で」Powered by Ameba

川口市の放射線への対応状況(6月20日)。。。

わかやです。

川口市の放射線への対応状況についてお知らせします

東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故による放射線量の対応指針
及び測定結果等をお知らせします。



【1 はじめに】


~川口市では、独自の放射線量の年間換算数値の基準を、

1.64ミリシーベルトとしました。~

現在、放射線低線量での被曝について、国の統一的な基準のもとで対策が講じられていません。

 こうしたことから、市民、とりわけ幼児、児童・生徒を持つ保護者のみなさんの不安に対応するために、年間の放射線低線量の被曝限度数値を、国の統一的な対応が図られるまでの暫定値として、1.64ミリシーベルトと定めたものです。

 基準を超えた場合は、屋外の保育・授業時間を制限するとともに、保護者のみなさんへご連絡し、日常生活での健康影響の低減に役立てていただきます。

 また、測定結果は、既に公開している市のホームページに随時更新していきます。

 客観的で合理性のある数値をよりどころとして、冷静に行動していただけるよう、正しい情報をお届けして参ります。

(1) 基準とする数値「年間1.64ミリシーベルト」について

  

国際放射線防護委員会(ICRP)は、自然放射線と医療被曝を除く放射線量を、年間1ミリシーベルトとしています。※1

  また、自然界の大地から放出される放射線量は、日本の平均で、年間0.34ミリシーベルトとされています。※2

  これに加え、宇宙から地上に降り注ぐ放射線量は、日本の平均で、年間0.30ミリシーベルトとされています。※2

  この、自然界以外の放射線管理基準に、自然界の大気に存在する放射線量を加え、年間1.64ミリシーベルトを基準としました。

  ※1 ICRP2007勧告・放射線の管理基準(平常時:年間1ミリシーベルト以下に抑える) (2) 基準とする時間数値への換算について

  ※2 独立行政法人放射線医学総合研究所,『放射線シリーズ-5「地域によって異なる自然放射線の量 」』,放医研ニュース,1999.03

  時間当たりの基準値を0.31マイクロシーベルトとします。

  これは、

  1. 1年を365日とします。

  2. 1日24時間の生活を、屋外8時間、屋内16時間とします。

  3. 屋内は、屋外の数値に0.4を乗じた値とします。

  年間1.64マイクロシーベルトをもとに、こうして1時間当たりの数値を計算した結果です。

(3) 基準を超えた場合の対応について

  1. 0.31マイクロシーベルト/hを超えた場合

   保育所・幼稚園・小中学校の屋外の保育・授業時間を3時間以内とします。

  2. 0.38マイクロシーベルト/hを超えた場合

   屋外の保育、授業時間を2時間以内とします。

  3. いずれの場合も、各保育所、幼稚園、小中学校から保護者のみなさんにお伝えします。

   そして、家庭生活においても、外出の時間への配慮、判断の参考としていただきます。

   0.38マイクロシーベルト/hを超えた場合には、マスクの着用等を呼びかけます。


(4)記者会見資料


6月20日記者会見資料


~川口市HP~