2020/8/3
玉川由来記に三ツ滝の名前が記されているが
「上の滝2丈 滝壺渡り1間半広さ2間 深さ1間の岩壺有 古来由緒あれども不明」
と記されていた
WEB検索などしてもこの滝のみがヒットしなかった
・・・気になっていたので今回探索してみた・・・
九度山町から県道102号宿九度山線を丹生川に沿って上流に進み、丹生川地区の丹生川小学校(閉鎖)下の広い路肩に駐車、県道をおよそ610m程引返して地図に示されるため池目指して民家横から杣道を登って行く。
杣道の雑草をかき分けながら県道から80mほどで小さなため池に到着・・・雑草や木々に覆われ鬱蒼としていた、ため池の左側から高巻くように上流に20m程進むと上のため池に到着した。
上のため池を右側から高巻くと前方に6mクラスの滝が見えた、川を渡って右岸の斜面を横切って滝前に下りた。
滝壺に堆積した木々を取り除いて
取りあえず写真を撮って滝の左側から高巻いて滝の落ち口に立つ
足元の小滝から7mクラスの滝に流れ落ちていた
また
7mクラスの滝落ち口の少し上流には
5mクラスの滝が少し大きめの滝壺に流れ落ちていた
・・・今回はこの2滝を三ツ滝と仮定して引き上げた・・・
和歌山県九度山町丹生川 丹生川支流
三ツ滝上の滝
三ツ滝下の滝
過去に散策した澤滝15m散策と同じ駐車ヶ所
路肩に駐車して県道102号を612mほど引き返して民家の横から杣道を登る
丹生川小学校下の路肩に駐車
県道102号谷入口から約80mで小さな下のため池に到着・・・杣道は雑草に覆われていた
・・・下のため池を左から高巻いて上のため池に登った:下のため池から約30m・・・
上の小さなため池
上の小さなため池を右から高巻くと前方に滝が見えた
川を渡って右岸斜面から滝前に登る
三ツ滝下の滝約7m
・・・滝壺が流木で埋まっていたので少し取り除いて見映え良くした・・・
汗と飛沫でビショビショになってしまった
三ツ滝下の滝約7m
滝を右斜面から高巻いて落ち口に登る
落ち口は段漠になっていた(左上が下の滝約7mの落ち口)
落ち口から上流をパチリ・・・上流左側に三ツ滝上の滝がある
三ツ滝上の滝約5m
上の滝の下流
・・・日中の気温がうなぎ昇り 汗が引かない・・・
玉川由来記に書かれている上の滝2丈(約6m)と広めの滝壺の文言と
ニャリ-イコ-ルとして探索を打ち切った
・・・実際は暑さに負けての撤退でした・・・
帰路はGPSには上の滝右斜面の上に林道が表示されていたので
往路ため池周辺の雑草に覆われた杣道を避けて林道に登った(60m程の急斜面を約10分)
左側ガードレール切れ目にスロープがある
県道102号の林道入口:林道スロープから約10分
・・・軽自動車通行可能・・・普通車はUターンや駐車スペース未確認・・・
前方車両位置が駐車スペース:林道入口から
林道入口から駐車スペースまで約2分
この滝の上流探索がペンディングになりました
上流を確認しないと三ツ滝と確定できないので仮定です
涼しい季節に再挑戦したいです
近傍の滝などは下記をクリックして
九度山町や橋本市の滝名(年月)をクリックして参照してください