いらっしゃいませ☕️



泡沫(うたかた)珈琲店の

ことりです。



コーヒーの香りに包まれて

ジャズを聴きながら

心のまま

自由に

詩(ポエム)を詠んでます。




今日のポエム



『欠点





自分の髪が

ずっとキライだった

強いクセのある
 
真っ黒い髪が


どうにかして

きれいなストレートの髪に

したかったから

色んなものを試した


何回も何回も

ストレートパーマをかけ

嬉しくなるのはその日だけ
 
すぐにクセは出てきた 

そして髪の毛は

徐々に傷んでいった




落ち込んだ

どうしてきれいなストレートの髪で

生まれなかったんだろう



もう諦めていた

そんなときに出会った

若い美容師の女性

その女性は言った   


『なんて羨ましいクセなんだろう。。
こんなクセが欲しくて
みんなパーマをかけていますよ』と…



その女性が作り出す髪型は

クセを見事に活かした

魔法のような髪型だった



その瞬間から

自分の欠点は

ひっくり返った
 


今では

この、どうやっても直らない

くせ毛が

自慢だ



欠点だと思っていたものが

その美容師の一言で

その高い技術で 

自慢の髪になった



 
自分の欠点だと思っていること

それは

他人から見ると

羨ましいものになることもある




直さなくていい

活かせばいい

そのままでいい






ことり