どうもこんにちは、わかつきです。
受験生の都立高校一般入試が終わり、中1・2生も学年末考査の対策を終え、ようやくひと息つくことが出来ました。都立一般入試の合格発表は3月2日ですから、あとはそれを待つのみです。自己採点をさせていますから、大体の点数が判明しているわけではありますが、それでも合否が確定するまではどう転ぶか分からない勝負。ドキドキしながら待つことになりそうです。今年はなかなかにハードな2月でしたが、とにもかくにもそれらを乗り切り、今週末はのんびり競馬を楽しめそうです。
と、いうことで今回も録画しての視聴となった大河ドラマ「青天を衝け」の第2話所感に参りましょう。


今回で渋沢栄一の幼少期と徳川慶喜の少年期は終わり、次回からはいよいよ吉沢亮・渋沢栄一と草彅剛・徳川慶喜の本格的な登場となります。
今回も幼少期・渋沢栄一のウザさは相も変わらずの天下一品でしたが、渋沢栄一らを統治する岡部藩の代官が見せた傲慢さがそれを上回って際立ちました。繁忙期を迎えた渋沢栄一の村に、道路修繕のための人足と御用金を差し出すよう、有り体に言えばタカりにきたわけですが、酒向さん演じる岡部藩・代官の傲慢な態度はもう悪代官の典型として見事としか言いようがありません。公式ホームページには「大人になった渋沢栄一も対立」とありますから、今後の登場にも期待です。


第2話では、少年期・徳川慶喜も少し登場しました。見事に馬を乗りこなし、水戸徳川家の聡明な子息として名高いこの少年期・徳川慶喜は第1話で一橋家に養子として迎えられています。しかし一橋家の屋敷が退屈だったようで、「一橋家は将軍家の居候(一橋家の屋敷は江戸城内に置かれていた)」「水戸にいる方が良かった」と文句タラタラの様子。
ところが12代将軍・徳川家慶に「屋敷はどうだ」と聞かれると、先程までとはうってかわって「水戸より気候もよく、とても住みやすいです」と見事な受け答えを見せました。その後は将軍・徳川家慶の前で能を披露するなど、文化にも通じた聡明な青年となった様子が描かれています。
武芸にも学問にも通じ、文化においてもその才覚を見せる徳川慶喜は将軍・徳川家慶にも可愛がられ、いずれ将軍になるとも言われるほどになりました。父で水戸家当主・徳川斉昭も「いずれ将軍になる」「人の上に立つ人間だ」と、かけている期待の大きさがうかがえます。
そんな聡明で人の上に立つ才覚を持った人間なんだから、きっと将軍になっても薩摩長州の有象無象に出し抜かれることもなく、挑発にも乗らず、鳥羽伏見でも前線に立って指揮をとり、まさか1万5千の部下を見捨てるなんてことは無いだろうなあ(棒読み)。


今回のまとめ
「渋沢栄一より徳川慶喜の話の方が面白い」



次回からはいよいよ青年期・渋沢栄一と徳川慶喜の活躍が見られそうです。楽しみにしたいと思います。ありがとうございました。