こんばんは！
3,452日目のブログです。
組織づくりコンサルタント
佐藤慶子です。
ひとり作戦会議ナビゲーターとして
自分との対話時間である
「ひとり作戦会議」を
みんなで行う活動もやっています！
コミュニケーションについて学ぶと
「うなずきながら聴く」
「あいづちを打ちながら聴く」
というようなことを知識として
得られるかもしれません。
そして、よいことなのだから
どんどんやっていこう！
という気持ちになるかもしれませんね。
ところが・・・ところがです。
せっかく学んだことが邪魔になるという・・・
残念な事態になることがあります。
あまりにも回数の多いうなずき
あまりにもスピード感のある？うなずきだと
どうでしょう？
話し手は
「あれ？これって・・・
聴いてもらえてるのかな？？」
「もう、いいから、さっさと話して！
って・・・急かされている感じがする・・
話しにくいな・・・」
「この人軽そう。
ちょっと大事な話をしたかったんだけど
この人だとわかってもらえなさそう・・・」
なあ～んて、思われてしまうかもしれません。
せっかく、本気で聴こうと思っているのに
こうなってしまったら残念ですね。
「はい、はい、はい、はい、はい。
はい、はい、はい、はい、はい。」
「なるほどですね～
なるほどですね～
なるほどですね～」
って感じのあいづちも同様で
話し手からすると
「あ、この人
絶対聴いてない！！」
と確信してしまったり
「どうやらめんどくさがられているようだ」
「なんか、バカにされてる気がする」
とまで思わせてしまうこともありそうです。
あるリーダーが本気で
ご自身のコミュニケーションのとり方を
見直されています。
その本気の想いに応えて
私自身もコミュニケーションの場をともにしながら
「今こう見えた」
「そのしぐさで
相手がこう感じているように見えた」
などと、率直にお伝えさせていただいています。
これは、本気でよくなりたいと思っているリーダーだから
言えることだと思っていて
リーダーの勇敢な姿勢を尊敬しています。
そして、リーダーに
うまく言語化できない私の感覚を
シェアさせていただきました。
コミュニケーションは
「相手の後をそっと追いかける感じ」
だと。
これ、話すときは
身振り手振りが必要で(笑)
文字だけだと伝えにくいのですが・・・
うなずきやあいづちも
自分が張り切って
先頭切ってやるのではなく
相手から飛んでくる言葉を邪魔しないように
遅れ気味で受け取り
優しく、そっと、うなずきやあいづちを添える。
そんなイメージなんです。
「遅れ気味」なわけですから
相手が沈黙していれば
当然こちらも沈黙です。
相手が路肩で駐車したら
こちらもそっとその後ろに駐車する感じ？
（あ、これ、余計わかりにくくなる流れ？？）
相手が沈黙しているのに
こちらが言葉を挟んでしまうと
路肩に駐車した相手を追い越して
自分だけ先に行っちゃう感じです(笑)
遅れ気味の余白があるから
また相手が言葉を絞り出すことができたり
「これ、話そうかな・・・
しかし、ちょっと勇気がいるんだよな・・・
でも、話そう！」
という決意をする時間を与えることができるのかな？
と思っています。
やっぱり
「聴く」って
奥深いなあと思います。
「相手のために自分にできる大事な行動」として
磨いていきたいです。
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