わかたむわかです。
今回は長い出張でした。10月13日から24日、タイとインドネシア。
細かいことはまた書きたいと思いますが、インドネシアで聞いたびっくりしたこと。
日本では当たり前にある、アレがインドネシアにはないんです。
そう、「硬貨」がほとんど流通していないんです。
最初にそれを聞いたときは、「えっ!? 本当に!?」と思いました。
お釣りをもらうときも、全部お札。
レストランでも、コンビニでも、バスでも、みんな紙幣だけでやり取りしているんです。
しかも、小額紙幣の種類が多くて、2,000ルピア、5,000ルピア、10,000ルピア、20,000ルピア、50,000ルピア、そして最高額の100,000ルピア(約1,000円弱)!
財布の中がカラフルな紙幣でいっぱいになります。
どうして硬貨がないんだろう? と不思議に思って少し調べてみたところ、
一応発行はされているけれど、日常ではほとんど使われないそうです。
理由はいくつかあって、まず「価値が低すぎて使う意味がない」というのが大きいみたい。
たとえば100ルピア硬貨なんて、日本円で1円以下の価値。
それなら紙幣のほうが便利ですよね。
もう一つは、キャッシュレス化が急速に進んでいること。
屋台でもQRコード決済が当たり前になっていて、細かい現金を持ち歩く必要がないんだとか。
日本ではいまだに小銭が財布の中を占拠しているのに、
インドネシアでは紙とデジタルの世界でスッキリ。
ちょっとしたカルチャーショックでした。
じゃあ、インドネシアの硬貨ってどんなの?
実はインドネシアにも硬貨は存在します。
額面は以下の通り👇
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Rp 50(50ルピア)
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Rp 100(100ルピア)
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Rp 200(200ルピア)
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Rp 500(500ルピア)
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Rp 1,000(1,000ルピア)
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ただし、実際に流通しているのは500ルピアと1,000ルピアくらい。
それ以外は「見たことない」という地元の人も多いそうです。
デザインがかわいい!
硬貨にはそれぞれ動物や建物のモチーフが描かれていて、けっこう凝ったデザインです。
たとえば――
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50ルピア硬貨:コモドドラゴン(インドネシアの固有種)
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100ルピア硬貨:ガルーダの紋章や伝統的な建築物
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500ルピア硬貨:ジャスミンの花(インドネシアの国花)
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1,000ルピア硬貨:伝統家屋や鳥など、地域性のあるデザイン
アルミニウムやニッケルでできていて、とても軽いのが特徴です。
ちなみに500ルピア硬貨の直径は約24mm、重さは3gほど。
日本の100円玉より軽い感じです。
価値と現実のギャップ
では、これらの硬貨はいくらくらいの価値があるのでしょう?
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1,000ルピア ≒ 約10円弱
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500ルピア ≒ 約5円
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100ルピア ≒ 約1円未満
…となると、50ルピアなんて「0.3円以下」です。
そりゃあ使われなくなりますね。
お店によっては、「お釣りを端数切り捨て」することも多いそうです。
「9,900ルピア」と表示されていても、「10,000ルピアでOK」という感覚。

時代はキャッシュレスへ
最近のインドネシアでは、「QRIS(クイリス)」というQRコード決済が全国で普及していて、
屋台の飲み物からバス代までスマホで払えるそうです。
現金自体を持ち歩かない人も増えているとか。
日本のように「財布に小銭がたまる」こともないし、
財布が膨らまないのはちょっとうらやましい気もします。
おまけ:100,000ルピア紙幣のインパクト
ちなみに最高額紙幣の100,000ルピアは、数字のゼロが5つも並ぶインパクト。
日本円でだいたい900円〜1,000円くらいなんですが、
「十万ルピア札」と言われると、なんだかとてもリッチな気分になります(笑)
でもホテル代やタクシーであっという間に消えていくのもこのお札。
感覚的には日本の1,000円札のような存在かもしれません。