起動しなくなったPCからデータを取り出すには幾つか方法がありますが、
今回はブータブルメディアを使ってデータをバックアップする方法を紹介します。
事前準備
今回は定番のUbuntuを使った方法です。
障害機の他の正常なPCが必要になります。
正常なPCから以下のファイルをダウンロードしてください。
・UbubtuのISOファイル
「Ubuntuのダウンロード」をクリックします。
Ubuntuの入手ページから
「日本語 Remix イメージのダウンロード」をクリック。
青枠で囲んだ「Ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso(isoイメージ)」をクリック。
保存のダイアログが出るのでファイル名はそのまま、任意の場所に保管します。
ISOファイルとはディスクをイメージファイルにしたものです。
このISOファイルからDVDを作成します。ISOファイルからDVDにする方法は、使用OSやインストールされているライティングソフトで異なります。マニュアルを参照するか、
マルウェアなんでも雑談掲示板
http://ore-sama123.bbs.fc2.com/
こちらに質問を投稿してください。ここは初心者をさげすんだり、罵倒する人、茶化す人がいないので安心して相談ができます。
今回はUSBメモリにISOファイルを展開して起動可能なUSBメモリを作成する方法を紹介します。
以下のファイルをダウンロードしてください。
Rufus
http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/rufus/
「窓の杜からダウンロード」をクリック。
しばらくするとダウンロードが自動で行われます。
表示されているのは広告なので、ここで慌ててクリックしないでください。
Rufus-2.xxというファイルがダウンロード出来たら起動します。
USBメモリは4GBあれば十分です。
この時に最新版があるか確認をしますので、最新版があったらダウンロードをし直してそちらの新しいファイルをクリックしてください。
念のために作成するUSBメモリ以外のUSB機器はすべて外しておいてください。
①空のUSBメモリになっているかを必ず確認。ここで外付けUSB-HDD等を指定してしまうと、データがすべて消されます。
②ドライブアイコンをクリック、先にダウンロードしたUbuntuのISOファイルを指定します。
③スタートをクリック
ISOイメージモードで書き込みしてください。
データの取り出し
完成したUSBメモリを差し込んでPCの電源を入れてください。
USBから起動してUbuntu-OSが起動します。
USBから起動しなかった場合はBIOSの起動設定をUSBメモリ優先にしてください。
ほとんどの機種は電源入れてtロゴが出ている間にF12を押すと起動メニューがでます。
USBメモリを指定してUSBメモリから起動できるかを確認してください。
起動できない人はメーカーのヘルプデスクに問題を相談してください。
障害機のHDDが故障していなければUbuntuでHDDにアクセスできるはずです。
アクセスできない場合はメーカーのヘルプデスク、マルウェアなんでも雑談掲示板などに質問をしてください。
左側にアイコンが並びます。これはWindowsで言う所のタスクバーになります。
ここにHDDのアイコンが表示されているのでダブルクリックするとHDDの中身にアクセスできるようになります。
起動したUSBメモリではなく、外付けUSB-HDD等をつなげて必要なファイルをバックアップしてください。
基本的な操作はWindowsと同じなので特に難しいということはないと思います。
バックアップが取れたら、次はPCの修復を行います。
それは次回に。
PCの終了は右上にある電源マークから。
最近、このUSBブータブルLinuxを「調子が悪いPCをスーパーコンピューターに変える」という詐欺まがい(自身では詐欺としか思っていません)の広告や記事が見られます。
でもスーパーコンピューターと言うのは思いっきり違う。カローラとヴェイロンくらいの差がある。10万そこそこのPCのが1000億円のスーパーコンピューターになるわけがない。普通に考えればわかること。
カローラは何をしたってスーパーカーにはなりえない。これは誇大記事でしかないか、単純にライターの知識が低レベルなだけ。幾人かが騙されて購入して商品が届かないとかいろいろ問題起こっているようだし。手持ちのUSBメモリがあれば0円で作れるものなので、USBメモリ+手間賃くらいだからまぁいいけど。