■ Dr. Tosh ドクタートッシュ(四宮敏章)
0:23 がん終末期とはがんの積極的な治療の効果が期待できない時期
終末期前期:余命数か月程度
終末期中期:余命数週間程度
終末期後期:余命1週間~数日程度
1:49 終末期後期のがん患者さんには点滴をするメリットはない
この時期に点滴をすることで浮腫・腹水・胸水が多くなり
かえって苦痛を与えるだけ
2:54 終末期後期に点滴を控える医学的な理由
1:07 多量の点滴をすることはむしろ患者さんの苦痛を増すことになる
終末期後期のがん患者さんに過剰な水分を身体に与えると
血管内から血管外に水分が漏れ出し浮腫・胸水・腹水が増える結果になる
浮腫がひどくなると歩けなくなる
胸水がたまると呼吸困難になる
腹水がたまりおなかが張ってくるとさらに食事が取れなくなる