ブエナスタルデス!
さて、今回は10月14日に行われたカタールワールドカップ南米予選、ペルー対ブラジルの様子を振り返っていくぞ。
前節のパラグアイ戦でドロー発進となったペルーの今回の相手は、現在南米では向かうところ敵無しのブラジル。ペルーはブラジルをとても苦手としており、毎回失点もかなり多い。まぁペルーに限った話では無いのだが。
だがブラジルはめちゃ強である事は誰もが知っている事なので、勝ち点がとれたらラッキー!くらいの気持ちでいつもブラジル戦は見るようにしている。
ちなみに2019年9月に行われた親善試合でペルーはブラジル相手に1-0で勝利しており、どことなく期待をしている自分もいたのだが、過去のデータ、ましてや親善試合の結果を鵜呑みにするのはあまり賢いとは言えないかもしれない。
そんな中行われた今節であるが結果はご覧の通り。
勝ち点3を手にした。
相手がブラジルであるのだからこの結果は妥当かもしれないが、途中もしかしたから勝てるのでは?と思わせるくらいペルーはアグレッシブな攻撃を見せていた。
まずは前半6分。
開始早々に前節2ゴールのカリージョが相手DFに当たり跳ね返ったボールをゴール左隅に押し込みペルーが先制する。
しかし28分にネイマールがPKを決め、試合は振り出しに戻る。
続く59分。ペルーはスローインからチャンスを伺う。
ペナルティエリアでもつれたボールはブラジルDFがクリアし切れず。ボールはレナト・タピアの足元へ。
タピアは右足を振り抜きボールはブラジルDFホドリゴ・カイオに当たりコロコロとゴール右隅へ吸い込まれペルーは再びリードする。
だがやはりブラジルは強かった。
コーナーキックにフィルミーノが頭で合わせこぼれたボールをリシャルリソンが押し込み2-2となる。
83分には再びブラジルがPKを獲得。(この判定はペルーメディアにて物議を醸した)
ネイマールはPKを冷静に沈めブラジルが勝ち越しに成功する。
86分にはペルーDFカルロス・サンブラーノがレッドカードで退場し数的不利に。
アディショナルタイムにはダメ押しの4点目を決められ万事休す。ペルーは2度リードしたが、ブラジルに力の差を見せつけられた。
ペルーはこの日2人の退場者を出し、2度のPKを与えてしまった。主審を務めたフリオ・バスクニャンさんはペルー国内から大いに批判を浴びる結果となり、「泥棒」呼ばわりされる始末。
それを耳にしたブラジル代表のカゼミロは
「もっと敬意を払え!人間だからエラーは起こりうる」などとコメント。
またこの日退場処分となったペルー代表DFサンブラーノはネイマールに対し「あいつはピエロだ!」などと過剰な痛がりパフォーマンスを批判するなどし、なんとも後味の悪い結果となってしまった。(そんなサンブラーノはパラグアイ戦での激しいチャージが話題となりSNSで批判されている)
なにはともあれペルーが試合に負けたのは事実。それにブラジルはクソ強いからね。
だけど二回もリードすることができたしよく戦ったと思う。ただネイマールの痛がりコロコロは応援しているチーム相手にやられると確かにイライラはする。
でも今に始まった事じゃないから今更気にしても無駄なんだけどね。
そして今回強く感じたのはブラジルの盤石ぶり。
やはり今予選でも圧倒的な強さを見せつけて行くのだろうと感じた。
ブラジルの今回の相手はボリビア、ペルーと勝って当然的な気持ちで臨んだ試合ではあったと思うけれど、それにしても強かった。
加えてアストンヴィラで活躍するドウグラス・ルイスやアトレティコのレナン・ロディなど若い選手達も活躍を見せていたし、層の厚さも南米で一番だなと感じた。
今のブラジルに勝てるチームはあるのかなぁ?
現在無所属ではあるけれど、やはりチームには欠かせない存在。
そしてクリストフェル・ゴンサレスが先発したのを除けばいつも通りのスタメンとなった。
そしてこの日もゴールを決めたカリージョはまさに絶好調。次も宜しく頼むぜ。
個人的にはまたヨーロッパに戻って欲しいなぁなんて思いつつ、でも代表戦で活躍している所が見る事が出来ればそれでおいちゃん満足です。
とにかく、開幕した南米予選の2試合は1分け1敗で勝ち点1となったペルーだけど勝てる所にしっかり勝って勝ち点を積み重ねて行って欲しいと思う。
次ペルーは11月にチリ、アルゼンチンと対戦する。
これまた強敵相手だけど勝利を願って応援する。
チリは正直前ほどの強さはないからチャンスがあれば勝てると思っている。
アルゼンチンはやってみないと分からない。
ただペルーのホームなのでもしかしたらもしかするかも?(そんな簡単に行かないか)
個人的に期待しているベネズエラが2連敗と微妙なスタートになってしまった。
ベネズエラはいい選手揃ってるしいずれ来ると思ってるんだけど中々来ないね。パラグアイに負けてたし。
そしてそして、今節はエクアドルがウルグアイ相手に4-2で勝利。
エクアドルのホームスタジアムは標高2780mの所に位置しており、めちゃめちゃ空気が薄いことで有名。
普段平地でサッカーしてる人たちにのっては地獄だろうな。
地の利を生かしたエクアドルイレブンは4発叩き出し、ウルグアイを下したのでした。
こんな感じで出だしはいいんだけど多分エクアドルはどこかで躓くと予想。
ペルーとしては今後、ボリビア、エクアドル、ベネズエラ、パラグアイからは確実に勝ち点を取って行きたいところ。(案外ペルーはベネズエラ苦手)
チリ、コロンビア、ウルグアイ、アルゼンチンはワンチャン。ブラジルは知らん。
何はともあれ、これからますます面白くなってくるから南米予選からは目が離せない。
それでは最後に
¡VAMOS PERÚ!