E217系は通常は真ん中の写真のように連結部分のガードにも車体と同じ帯が付いていますが、上の写真のように連結部分ガードに帯がない編成があります。以前にこのことを掲載した時には理由も分からず、編成番号も分からなかったのですが、この編成は一番下の写真のようにトップナンバーのY-1編成でした。
このことから以前のコメントに書かれていたように、該当するのは総武横須賀線用から一時東海道線用に転用になり、その後戻ってきた編成と分かりました。転属になるときに湘南色の帯に変更になり、また戻って来る時にスカ色の帯に戻したのですが、連結部分のガードには帯は付けられなかったということです。
ということで、鎌倉車両センター所属のE217系で連結部分のガードに帯がないのは50本の基本編成の内Y-1とY-2の2本と、45本の付属編成の内Y-101とY‐102の2本だけと思われます。それと今でも東海道線に転用になっている基本編成と付属編成それぞれ1編成については不明です。
なお、機器更新車では車体部分の帯は更新されて明るい青になりましたが、ガード部分の帯は更新されていないので、未更新車の帯の色と同じ濃い青色のままです。


暗かったので分かりづらいですが、運転席の隅にY-1と表示されています。

外房線 上総一ノ宮にて